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提供:日光市

日光市『スマートワークライフ#Nikko』~ワーケーションの取組から生まれる共創のカタチ~

CNET Japan Ad Special2024年05月31日 11時00分

「スマートワークライフ#Nikko」とは

世界遺産「日光の社寺」を代表する豊富な観光資源により、多くの観光客でにぎわっている栃木県日光市。近年、市外から新たな客層を呼び込むために、観光以外の魅力を発信する取り組みが注目されています。

その中心となるのが、官民共創で立ち上げられた「スマートワークライフ#Nikko」(以下、「スマ日」)です。

日光市は新たなひととしごとの流れを生み出す官民共創の場として、令和4年8月10日に「A3※からはじまる新しい日光体験」〜準備不要・手ぶらで楽しめる日常と非日常をA3から〜をコンセプトに、「スマートワークライフ#Nikko」を設立。
※A3(エーキューブ): ” Anytime, Anywhere, Anyone can make fun in Nikko ” =いつでも、どこでも、誰でも、日光を楽しめる、の意
日光市は新たなひととしごとの流れを生み出す官民共創の場として、令和4年8月10日に「A3※からはじまる新しい日光体験」〜準備不要・手ぶらで楽しめる日常と非日常をA3から〜をコンセプトに、「スマートワークライフ#Nikko」を設立。 ※A3(エーキューブ): ” Anytime, Anywhere, Anyone can make fun in Nikko ” =いつでも、どこでも、誰でも、日光を楽しめる、の意

スマ日は、観光だけじゃない日光の魅力を発掘・発信し、官民の立場や地域を超えたつながりにより新たな生活や仕事の流れを生み出すことで、非日常空間の日光で「暮らす」「働く」という日常体験を提供しています。これまで、異業種のメンバー同士がパートナーシップを組み、共働して取り組むことで、参加メンバーの企業価値を向上させながら新たな客層の獲得に取り組んできました。
今回は、スマ日の取組に携わる3名のキーパーソンに、日光の新たな魅力とスマ日の可能性について取材しました。

日光ワーケーションの魅力

日光は、観光地としての人気はもちろんですが、その豊富な自然や文化遺産を活かし、クリエイティブなワーケーションの地域としても注目を集めています。以前から日光でのワーケーションを実践している李鍾豪さんに、日光ワーケーションの魅力を教えていただきました。

李 鍾豪(い・じょんほ)氏。韓国ソウル出身。都内シティホテルにてフロント担当 ・国内リゾート運営会社、外資系ホテルチェーンの様々なブランド(地方旅館からラグジュアリーホテルまで)と国内総合電機メーカーでデジタルマーケティングを担当。現在は映像、ウェブサイト、印刷物のコンテンツ制作などのディレクションを手掛けながら、日韓関係の橋渡しを目指して活動中
李 鍾豪(い・じょんほ)氏。韓国ソウル出身。都内シティホテルにてフロント担当 ・国内リゾート運営会社、外資系ホテルチェーンの様々なブランド(地方旅館からラグジュアリーホテルまで)と国内総合電機メーカーでデジタルマーケティングを担当。現在は映像、ウェブサイト、印刷物のコンテンツ制作などのディレクションを手掛けながら、日韓関係の橋渡しを目指して活動中

李 さん:日光ワーケーションのおすすめは、いろは坂の上、中禅寺湖のある奥日光エリアです。奥日光は秋の紅葉で有名ですが、一年を通して、美しい自然や景色を楽しむことができるエリアです。中禅寺湖でのSUPや戦場ヶ原でのトレッキング、スキーやスノーシューなど、年間を通じて様々なアクティビティが楽しめることも大きな魅力となっています。

奥日光は明治中頃から、各国の大使館をはじめ多くの外国人別荘が建てられ、国際避暑地として発展してきた歴史があり、夏は外務省が奥日光に移るとまで言われるほど外国人に愛されてきた場所です。現在では、それらの施設が記念公園として一般に開放されており、コワーキングスペースとして利用することも可能です。 私はいつも都内のコワーキングで仕事をしていますが、仕事に行き詰ったときやリフレッシュしたいときなどは、都会の喧騒を離れ、奥日光の特別な空間で仕事をしています。 歴史と自然が融合した奥日光での仕事は、いつもとは違った発想やアイデアが生まれるので、クリエイティブな仕事にはもってこいの場所だと思います。奥日光までは、東武日光駅から直通バスもあり、気軽に訪れることができる私のお気に入りスポットです。都会での仕事に疲れた方は、一度訪れてみてください。

日光が観光としての魅力だけでなく、クリエイティブな仕事をする人々を惹きつけるパワーを持つ地域であることが伝わってきます。都内在住の李さんは、日光の魅力に取りつかれ、毎月のように日光へ足を運んでいるそうです。日光では李さんのようなデジタルノマドが増えており、様々なスキルを持った方と出会えることも大きな魅力だとおっしゃっていました。

日光ワーケーションの可能性

スマ日では、李さんのような方との出会いを大切にしつつ、日光の新たな魅力を発信するため、様々なツアーを企画しています。2人目は、ワーケーションツアーへの参加をきっかけに、スマ日のメンバーとなり、日光の魅力を発信している中村容さんにお話を伺いました。

中村容(なかむらよう)氏。宮城県出身、神奈川県在住。関係人口の立場でスマートワークライフ# Nikkoに参加し、休日などを使って日光へ通っている。本業は大学職員。学生のキャリア支援に携わりながら、複業のキャリアコンサルタントとして人生100年時代の豊かな生き方を考える学び合いのグループ「ライト・キャリア・ガーデン」を主宰する。日光で生きがいを見つける関係人口を増やそうと、ワークショップを開催しながら地元の方との協働の仕組みづくりを模索中。
中村容(なかむらよう)氏。宮城県出身、神奈川県在住。関係人口の立場でスマートワークライフ# Nikkoに参加し、休日などを使って日光へ通っている。本業は大学職員。学生のキャリア支援に携わりながら、複業のキャリアコンサルタントとして人生100年時代の豊かな生き方を考える学び合いのグループ「ライト・キャリア・ガーデン」を主宰する。日光で生きがいを見つける関係人口を増やそうと、ワークショップを開催しながら地元の方との協働の仕組みづくりを模索中。

中村さん:豊かな自然と歴史遺産が心と体を癒してくれるパワースポット・日光は、日常を離れて生き方や働き方について考え、キャリアデザインと向き合うのにはうってつけの地域だと思っています。私は複業としておこなっているキャリアコンサルタントの経験を活かし、スマ日メンバーの皆さんと2つのワーケーションツアーを企画しました。


①“ココロとカラダ”を整えるウェルネスワーケーション

「“ココロとカラダ”を整えるウェルネスワーケーション」は、パワースポット・日光ならではの体験を提供し、心身の疲れを癒し、心と体を整えることを目指しています。プログラムでは、世界遺産の輪王寺の普段は立ち入ることができない特別な場所でプロのバレエダンサーにワークショップを開催してもらいました。参加者の日常の疲れを取り除き、心と体をほぐすことを主眼に置いています。都心で働く人々に、日常とは異なる穏やかな時間と空間を用意し、心身を整える機会を提供することがウェルネスワーケーションの目的です。参加者は、心身をほぐした後、自己を見つめ直し、仕事や生き方について考えることができます。


②キャリアデザイン・ワーケーション

「キャリアデザイン・ワーケーション」では、人生100年時代の豊かな生き方を考えるために、エニアグラム(性格診断)を学び、レゴ®シリアスプレイ®を体験します。心理学的タイプ論のひとつであるエニアグラムは、人間関係の在り方を見直すヒントになり、レゴ®シリアスプレイ®では参加者が自分の「理想の生き方」をレゴ®ブロックで表現し、イメージを言語化することでキャリアについての気づきを促します。参加者は、この体験を通じて、キャリアの棚卸しと再構築のヒントを得ることができます。

地元の人や都心で暮らす人、様々な人たちが日光に集い、あちらこちらでワークショップが開かれることで、今後、街も人も活き活きする日光になることでしょう。将来的には日光が観光だけではなく、地域資源を活用しながら多くの人が人生を再考するキャリアデザインの場、ユニークな学びの地として賑わう可能性があるのではないかと期待しています。旅行や体験にプラスして、成長を目指す「学びの消費」へのシフトもワクワクするチャレンジだと感じています。

地元の人々や都心で働く人々が集い、学びや成長を求める場としての日光に高いポテンシャルを感じました。ワーケーションへの参加をきっかけに日光の可能性に魅力を感じ、スマ日で活動するようになった中村さん。外部からの仲間を受け入れ、新たな共創につなげる、そんな寛容さもスマ日の魅力なのかもしれません。

うず・うずカイギ in Nikko(カジュアル交流会)の開催

日光の新たな魅力を発信し、これまで市内外の多くの仲間を集めてきたスマ日は、地域や立場を超えた緩やかな関係性を作ることで、仲間を増やしてきました。日光で「新しい何か」を始めてみたい多様な立場のプレーヤーが語り合いつながる場。悩みや思いを共有し、みんながうずうずして、次に踏み出すきっかけ=「うず」をつくる新たな取組がスタートしました。 3人目は、地域のキーパーソンとして「うずうず・カイギ in Nikko」の企画から運営まで携わる木藤利栄子さんにお話を伺いました。

木藤 利栄子(きとうりえこ)氏。栃木県日光市出身。住民目線で地域の人たちと関わり、同時に市役所や企業とも連携。日光の面白さを伝えるイベント等を企画。モグローカルを立ち上げ、日光のディープな魅力を発信し、シェアキッチン&コミュニティスペースを運営。mekke日光郷土センターのコワーキングスペースと連携し、ワーケーション利用の促進。更にKitrip Nikkoとして地域に特化したツアー会社の営業を開始し、ワーケーションツアー企画実施などを行っている。一般社団法人日本ワーケーション協会 公認ワーケーションコンシェルジュ。
木藤 利栄子(きとうりえこ)氏。栃木県日光市出身。住民目線で地域の人たちと関わり、同時に市役所や企業とも連携。日光の面白さを伝えるイベント等を企画。モグローカルを立ち上げ、日光のディープな魅力を発信し、シェアキッチン&コミュニティスペースを運営。mekke日光郷土センターのコワーキングスペースと連携し、ワーケーション利用の促進。更にKitrip Nikkoとして地域に特化したツアー会社の営業を開始し、ワーケーションツアー企画実施などを行っている。一般社団法人日本ワーケーション協会 公認ワーケーションコンシェルジュ。

うず・うずカイギ#0(キックオフイベント)

キャプション

~観光業界の「これから」と日光の「これから」を語ろう~

特別講師として、JTB総合研究所の執行役員である河野まゆ子氏が「観光業界の現状とこれから」について講義。その後、参加者は日光の課題と解決策を探るグループワークをおこない、最後に、河野まゆ子氏による個別のアドバイザリーが4名に提供されました。

うず・うずカイギ#1 

~つながり、うずを生む場づくりを語る会~

特別講師として、場づくりの実践家であるCONECURI代表の高橋龍征氏が「つながりうずができる場づくり」について講義。また、小田原もくもくワーケーション会の渡辺将大氏は、「地域内外でつながる小田原市の事例」について講義を実施。その後、どんな人とつながりたいか、実際につながってみようワークショップをおこない、翌日、スマ日メンバーによるワーケーションツアー「MAPLEの森づくり、線香工房見学」が開催されました。

うず・うずカイギ#2

~観光じゃない日光の未来を考える~

特別講師として、日本ワーケーション協会代表理事 入江 真太郎氏が「アフターコロナの働き方、観光じゃない京都」について、マインドフルネスアーキテクツ株式会社 岩濱 サラ氏は「観光じゃない鎌倉~鎌倉ワーケーションWeek~」について講義。その後、観光だけじゃない日光の未来を考えるワークショップをおこないました。

木藤さん:うず・うずカイギは、ビジネスの視点で、参加者が提案した課題やプロジェクト案を地域のみんなでブラッシュアップし、新しいチャレンジを後押しすることを目的としています。参加者が自ら動き出す力を付けるためのサポートを行い、各自が進めたいプロジェクトを発表し、実現に向けて協働していく、自立自走のコミュニティを目指しています。

うずうずと何か新しいことにチャレンジしたい人たちに集まっていただき、「やりたいこと」や「想い」を共有してもらいます。私は、参加者が次に進むために必要なサポートや提案ができるよう、準備を進めていきたいと考えています。

今後はより参加者が中心となって、プロジェクトを動き出すことができればと思います。既に定期的に参加してくれる人たちや、何かやりたいことを持っている人たちがいますので、カイギ内で事業計画をまとめ、回を重ねるごとにブラッシュアップしていくことで実現していくスキームを構築したいです。スタートアップのイベントを交えながら、新しいビジネスの創出を目指して、官民協働で取り組んでいきます。

そして私自身も、日光の魅力をもっと知ってもらうディープな体験を提供していくことで、地域で活躍したい人や新しいことに挑戦したい人を増やし、皆が一緒に新しい可能性に挑戦していける土壌づくりをしていきたいと考えています。

うず・うずカイギは、参加者が自らのアイデアやプロジェクトを発表し、地域のみんなで支援し合うことで、自立自走のコミュニティを形成することを目指しています。 地域のキーパーソンである木藤さんのような存在が、縁の下の力持ちとしてスマ日を支えていることで、市内外から多くの仲間が呼び込まれ、「新しい何か」を生み出したいという機運が生まれているのですね。

最後に
「スマートワークライフ#Nikko」の取組によって生み出される新しい価値と人と人とのつながりで、日々進化し続ける日光。一人ひとりが日光にそれぞれの価値を見出し、それぞれにとっての特別な拠点であることが、日光と継続的に関わり続けている人の共通点でした。
“うずうず”と少しずつ動き始めた日光、皆さんもぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

■「スマートワークライフ#Nikko」

Official site:https://sites.google.com/view/smartwl-nikko/
Instagram:https://www.instagram.com/smartwl.nikko/
〒321-1292 栃木県日光市今市本町1番地
TEL/0288-21-5131 FAX/0288-21-5137
Mail/smartwl.nikko@gmail.com
事務局/日光市企画総務部総合政策課

提供      :日光市 企画/制作   :朝日インタラクティブ株式会社 営業部 掲載内容有効期限:2024年8月31日

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