「ほぼスマホ」を使ってみて、いくつかの疑問と要望が出てきた。そこで、このサービスを提供しているNECビッグローブの担当者に直撃してみた。対応してくれたのは、ネットサービス事業部マネージャーである土生香奈子氏だ。
NECビッグローブ
ネットサービス事業部
マネージャー
土生香奈子氏
土生まさしく、そこのニーズを狙ったサービスです。安かろう悪かろうではなく、安くて使いやすいサービスにはニーズがあると思ったのです。たとえばスマートフォンを持ちたいけれど普通に買うのでは高すぎると思っている方や、トータルでの通信費を節約したいと考えている方がターゲットですね。
土生そうですね。30~50代の男性が中心です。想定より少し年齢層が高いのですが、営業職等で音声通話が多いからフィーチャーフォンは手放せないという方にサブ端末として採用されることが多いようです。この「ほぼスマホ」でデータ(資料)を参照しながら、フィーチャーフォンで電話するといったような使い方が想定されますね。
土生今のところデイタイムプランとスタンダードプランはちょうど半々というところです。新プランについてはいろいろ考えていますよ。デイタイムプランでたまに深夜も使いたいという方もいるでしょうし、いろいろ対応したいですね。
土生確かに20時までに帰宅できる生活かどうか、というのはプラン選択の基準かもしれませんね。お客様の利用状況を加味し、夕方のピーク時を含んだプランとして提供しておりますので、お客様のニーズにはほぼ合っていると考えています。
土生別にグループ会社にとらわれず、お客様により良い端末をご提供できれば、と考えています。ただ、今回は初めてMVNO向けの独自スマホを提供することになったため、グループ会社を選択しました。今後は他社の端末が出てくる可能性もあります。
土生特にモバイルルータとして使うとバッテリーの減りが激しいというの否めませんので、そういうご要望に応えた端末も提供していきたいですね。最新端末やLTEサービスの提供などは多くのご要望もいただいていますし、今後もお客様のニーズに応えるサービスを積極的に考えたいと思っています。
ここまで2回にわたり「MEDIAS for BIGLOBE」を詳しくレポートした。 前編ではビジネスパーソンの利用に着目して、サービス内容などを紹介したが、発想次第で幅広い活用方法が見つかるはずだ。また「これまでの使い勝手の良さでフィーチャーフォンは手放せないが、スマートフォンにも興味はある」といった、女性のユーザーにも勧められるだろう。そんな人に「こんなものがあるよ」と教えてあげれば、あなたの株も大幅アップ?するかもしれない。
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