PCには結構大きなモニタを使っているんですが、デスクトップ画面の3分の2ぐらいまで、フォルダやファイルのアイコンが並んでるんです。何がそんなにあるのかというと、進めている本のフォルダ、細かい思いつきメモ、ダジャレストックファイルとかなんですけど(笑)。そういう、日々の中でメモするものっていっぱいあるんですけど、管理がしにくい。Life-Xはこのデスクトップいっぱいのア...
個人的には、利用者は「そのサービスで何ができるのか」を軸にサービスを利用すると思っていますので、サービス自体が、ライフログやライフストリーミングをうたうものというのは、流行しづらいのではないかと思っています。ただ、例えば前回書いたようなLife-Xを通じたデジタルカメラとデジタルフォトフレームにおける写真の連動だとか、頻繁に自分の位置情報を記録してあとから振返るこ...
昔、Happy/bitとかsad/bitみたいなことを考えていた時期がありまして、要するに人の気持ちを動かすのにどのくらい小さなビット数で可能か、またそのために最適なメディアはなにか、みたいなことをぼーっと考えておりました。で、それはどう考えてもテキストであり、その中でももっとも日本人が気軽に書けるのは日記だろう、と思ってメガ日記というのをやっていた時期があります。最初にやっ...
もしも情報に対してより積極的に関わりたいと考えている人、あるいは知的生産に関わりたいと思っている人は、ライフログに対して真地面に取り組んだ方がよいと思う。その理由は、自分の経験との対話と、他の人との経験の連結を、目の前で可視化できるからだ。人間は非常にたくさんの情報に触れている。温かい日差し、花の色、その香り、ランチのハンバーグの味、鞄の革の手触り。街をただ歩いているだけで…
今や誰もが携帯電話を持つ時代となり、街中で写真や動画を撮影したり、日常的な思い付きをBlogにアップすることなどはあたりまえのことになっている。このように誰もが情報発信できる時代になったものの、その情報をまとめて管理するサービスはこれまで無かったのではないだろうか。もちろん、たとえばSNSサービスを利用すれば自分や友人たちの発信した情報を共有することができる。しかしど...
写真や動画、ブログなど、日々の感動を記録したコンテンツを1カ所に集め、デジタル機器の垣根を越えて、家族や友人などと共有できるライフログ・シェアリングサービスが「Life-X」。現在、クローズドベータとして限定テスト公開されているが、いち早くこのサービスに触れたCNETパネラーに、第一印象を聞いてみた。
パソコンはもちろんのこと、携帯電話やテレビ、ゲーム機など、さまざまな機器から利用できるのもLife-Xの特徴の1つです。10月20日から写真をプレイステーション・ポータブル(PSP)とプレイステーション 3(PS3)で表示できる専用サイトもできました。今後、デジタルカメラやビデオカメラ、ポータブルオーディオプレーヤーなどをはじめとして、ネット接続が可能になる機器はどんどん増えていく可能性があります。こうした中、ライフログ・シェアリングサービス「Life-X」のようなネットサービスと連携してほしいのはどんな機器で、どのように使いたいですか。また、さまざまな機器と連携する際に、魅力的なコンテンツは何だと考えますか。
日常生活の中では、たとえば家族旅行や出張に行って、その過程の時々を位置情報付きの写真や動画、メモとして携帯電話からLife-Xにアップロードして記録し、家族や社員と共感するといった使い方があるでしょう。「マップビュー」機能を利用すれば地図上の撮影した場所に写真が表示されるので、どこでどのような写真を撮ったかが一目瞭然です。さて、あなたならLife-Xを日常のどんなシーンで、どのように活用しますか。
野球やサッカーといったスポーツや、バンドや演劇といったサークル活動など、共通の趣味や活動の仲間たちで、それらに関連する写真や動画、ウェブサイトの情報(Webクリップ)、メモ(イベントの情報やうわさ話など)をどんどん集めて共有するというのも、Life-Xの楽しみ方の1つだと思います。また、「タイムラインビュー」や「リストビュー」の機能を使うと、その情報を作成した順や投稿した順など、時系列で見られます。このように、特定の仲間とLife-Xを使うとどのような楽しみ方があるでしょう。さらに、個人の趣味の楽しみ方がどのように広がるでしょうか。
Life-Xには「タイムラインビュー」や「リストビュー」「マップビュー」「アルバム一覧」など、他人と共有したコンテンツや自分だけの情報などを閲覧するいろいろな方法がありますが、ほかにどのようなコンテンツの見せ方があるでしょうか。また、Life-Xのコンセプト動画でも表現されていますが、ライフログサービスにおけるインターフェースの魅力や可能性についてどのように考えますか。
これまで6回にわたり、さまざまな意見をいただきましたが、ソニーは2008年度から3年間の中期経営計画の中で、具体的な施策の1つとして「液晶テレビやゲームなど主要製品の約9割にネットワーク機能を内蔵する」ということもうたっています。Life-Xは、これを具現する際の中核サービスとしての意気込みも感じられます。これらを踏まえたうえで、Life-Xの課題はどういったことがあるでしょうか。また、あなたはソニーに何を望みますか。
ライフログ・シェアリングサービス「Life-X」の詳細についてはこちらをご覧ください。
IT、Mac、デジカメ、サッカー、アイドル、育児、芸能、映画、音楽、Wii、PC、ラジコンなど、様々な話題について書いているブログ・ネタフル管理人。浦和市出身。浦和レッズサポーター。アルファブロガー2004、2006に選ばれる。共著に「クチコミの技術」(日経BP)がある。
NTTや、IT系コンサルティングファームを経て、アリエル・ネットワークに入社。情報共有ソフトウェアの企画や、ブログを活用したマーケティング活動に従事。2007年7月には、国内初のブログネットワーク企業アジャイルメディア・ネットワークの取締役に就任。「ワークスタイル・メモ」をはじめとして複数のブログを運営するなど個人でも幅広い活動を行っており、著書に「デジタル・ワークスタイル」、「アルファブロガー」等がある。
ポストペットというメールソフトを作ったり、メーヴェの実機を作ってみるプロジェクト「オープンスカイ」とかやってます。それと人形と飛行機とソフトウェアを作る小さな会社「ペットワークス」の代表も。
慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。キャンパス内の口コミネットワークコミュニティサイトのプロジェクトに参加。2001年のブロードバンド元年には 「個人メディア」をテーマに、ストリーミング放送の研究・実践を行う。現在、小檜山賢二研究室でウェブログとケータイ社会学について研究。
一企業の海外駐在員時代に海外の携帯電話に興味を持ち2003年に独立。香港を拠点とし中国・アジアからヨーロッパまで海外事情を日々取材・研究している。海外関連記事や書籍などを多数執筆するほか、海外進出を考える企業向けにコンサルティングを行っている。また自身は海外携帯電話を500台以上所有するコレクターでもある。個人サイトはこちら。
株式会社バスキュール代表取締役/クリエイティブディレクター。1967年東京都生まれ。一男一女の父親。言葉や世代を超えて、多くの人々に喜んでもらえるインタラクティブ・コンテンツを生み出すことを目標に、ワーカホリックな毎日を過ごしている。「AXE」(ユニリーバ)、「ポケットモンスター」、オリンパス、MSN Japanなどのウェブサイト制作を通じて、カンヌをはじめとする国際的な広告賞を多数受賞。趣味はポケモンの育成とネットをいかした新しい会社像を妄想すること。
映画化もされた「盲導犬クイールの一生」はじめ、「ダジャレ ヌーヴォー」、短編集「犬がいたから」、「ベルギービール大全」、「CQ判定 常識力テスト」、「ナベツネだもの」、「バカには絶対解けないナゾナゾ」(白崎博史と共著)など著書多数。さまざまな図表を駆使し森羅万象を役に立たない構造オチ方向に(!?)チャート化する“分類王”としての代表作に「図解でユカイ」が。編集者としても「ザ・マン盆栽」(パラダイス山元)、「ナガオカケンメイの考え」(ナガオカケンメイ)、「やさぐれぱんだ」(山賊)など幅広いジャンルで多くの作品が。現在、来年刊行の「分類王のチャート思考術」(日経BP)を執筆する日々。
「料理の鉄人」「トシガイ」をはじめ、斬新な番組を数多く企画。現在は「宇宙でイチバン逢いたい人」などに携わる一方でラジオのパーソナリティ、ライフスタイル誌でのエッセイ連載、日光金谷ホテルのアドバイザーを務めるなど多岐にわたり活躍。初の映画脚本作品「おくりびと」が第32回モントリオール世界映画祭にてグランプリを受賞、海外でも多方面から評価された。東北芸術工科大学内に2009年新設される「企画構想学科」の学科長に就任予定。
元カーデザイナー、東京パノラママンボボーイズを率いるミュージシャンでありながらグリーンランド国際サンタクロース協会認定の公認サンタクロース、入浴剤ソムリエ、会員制餃子店「蔓餃苑」の店主、マン盆栽家元…と好奇心と脂肪が固まってできた21世紀型ハイブリッド金髪豚野郎。趣味は、鉄から空へ完全シフト。年間300回以上飛行機に搭乗するというエアライン上級会員オタク。
有限会社文平銀座主宰。広告アートディレクションとブックデザインを中心に活動。主な仕事に、JT「大人たばこ養成講座」、メトロ文化財団「家でやろう。」グリコ乳業「白黒つけないカフェオーレ」など。イラストレーターとして雑誌の連載や、著作も行う。著書に「数字のモノサシ」、「死にカタログ」(寄藤文平著)大和書房、「ウンココロ」(寄藤文平・藤田紘一朗著)実業之日本社などがある。
写真、メモ、Webクリップなどの日常で記録(“ライフログ”)したコンテンツを、Life-X上に保存しておけます。
また、さまざまなWebサービスと連携し、Life-X以外のサービスに保存されているコンテンツもLife-X上にまとめて表示し管理できます。
家族や友人など、「フレンド登録」した特定の相手と、お互いのコンテンツを共有しコメントを交換してコミュニケーションを楽しめます。共有する相手は、コンテンツごとに自由に設定できます。
「タイムラインビュー」や「マップビュー」などを使い、時間軸や、位置情報に沿って集めたコンテンツを閲覧することができます。
パソコンはもちろん携帯電話からもLife-Xで管理するすべてのコンテンツを表示できるほか、写真やメモのアップロード、フレンドとのコメント交換やアルバム作成などが可能です。
■「ライフログ」の魅力は、ある程度自分をさらけ出した上でのコミュニケーション
「ライフログ」というお題を頂いて、まず自分が想像するのはTwitterです。mixiの日記も「ライフログ」と言えるかもしれません。ライフのログなので、単純に考えれば写真ですらも「ライフログ」になりますよね。
例えば、ぼくはTwitterでは約900人をフォローしていて、全体を俯瞰するには破綻している状態だと思っています。ただ、ときどきログインして、誰かと簡単なやり取りを交わすといった「ライフログ」が交差するようなやり取りには魅力を感じます。突発的に、道を歩いている人と会話をするイメージでしょうか。
Twitterとは逆に、mixiではマイミクは知り合いだけので、かなりプライベートな話題を日記に書いたりもします。そこから発生するコメントのやり取り、すなわちコミュニケーションが次回のログインの楽しみにもなります。
こうしたことから考えると「ライフログ」の魅力というのは、ある程度、自分をさらけ出した上でのコミュニケーションにあるのではないかと思っています。
一時期、Twitterもmixiもログインする頻度が著しく落ちていたのですが、最近になって復活してきました。しばらく離れることで、コミュニケーションの魅力を再確認できたと自分では感じています。
人は一人では生きられないと言うとあまりにも陳腐な言い回しですが、いくらネットでデータを探してきても、知らない人の書き込みを読み続けても、最終的には何かしらのコミュニケーションを求めているものなのではないでしょうか。
ブログのコメント欄に書くのもそうですし、言ってしまえばブログを書くこと自体もコミュニケーションの手段の一つです。
■説明を聞いてイメージが変わりました
こうしたことを考えていた時に「Life-X」の説明を伺う機会がありました。第一回では「Life-X」が何者か分からない、という主旨の話を書いたのですが,説明を聞いてイメージが変わりました。
想定しているのはプライベートな使い方であり(大っぴらにストリーミングするということではない)、基本的な機能としてコンテンツを変換して誰でも見やすくするのが「Life-X」だとすると、自分の中で合点がいくのです。
つまり、ITを使いこなしている人が「Life-X」を使いコンテンツを配信し、携帯電話しか使っていないような知り合い(主に親や祖父母、友人でしょう)に写真を手軽に見せることができるようにならば、大いに「Life-X」の存在意義があるのではないか、そう思ったのでした。