Q4. PCリモート管理サービス「PCデータ削除メニュー」 セキュリティ対策として検討していますが、手間はかかりませんか?

管理対象PCに専用ソフトウェアをインストールするだけ!
管理用Webサイトからすべての対象PCを一元管理

 PCリモート管理サービス「PCデータ削除メニュー」は、データ通信端末を利用したPCや通信機能搭載PCのデータを、管理担当者のPCから遠隔操作で削除するサービス。万が一の盗難や紛失時に、情報漏えいリスクを低減できます。

 その特長は、サービスを利用するPCに専用のソフトウェアをインストールするだけで、データ削除や各種設定を管理者用Webサイトから行えるため、手間をかけずに情報漏えい対策を実施できるという点です。

■データ削除の流れは以下のようになります。

① 営業社員がPCの盗難・紛失に気づきます。

② 営業社員から管理者にPCの盗難・紛失の連絡が入ります。

③ 連絡を受けた管理者は、管理者用WebサイトにアクセスしKDDI管理サーバに対して対象PCのデータ削除を指示します。

④ 対象PCは「強制ダイヤルアップ機能」により、データ通信端末の挿入時、通信機能搭載PCの場合はPC起動時、あるいは一定時間ごとにKDDI管理サーバに自動的にダイヤルアップするため、対象PCがKDDI管理サーバに接続されると直ちにデータ削除を命令します。

⑤ 対象PCのデータが削除されると対象PCからKDDI管理サーバは削除結果を受け取ります。

⑥ KDDI管理サーバから管理者へ削除結果が通知され、管理者はデータ削除完了を確認することができます。データの削除方式は、NSA(米国国家安全保障局)方式、ゼロ書き込み方式のどちらかを選択することができます。

 また、対象PCがKDDI管理サーバと一定期間を超えて認証できない場合、あらかじめ指定したデータを不可視化する「データ不可視化機能」も利用できます。対象PCがネットワークに接続されず、データ削除できない状況にある場合でも、不可視化することによってデータが存在することを気づかせません。情報漏えいリスクを軽減するとともに、内部統制における監査からの統制要求にも対応することができます。

図5 リモートデータ削除機能の動作イメージ 図5 リモートデータ削除機能の動作イメージ(クリックで拡大画像表示
次ページ:5. 「サービスの料金一覧」
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