IT部門も事業部門も理解したい! デジタル・エクスペリエンスは、企業活動をどのように変革するのか
企業活動において、ますますデジタル・テクノロジーの重要性が増し、営業やマーケティング活動においても、Webやモバイルを活用する場面が増えています。そこで重要になるのが、利用者や運営者がデジタル・テクノロジーに接した時に、具体的にどのように行動するのか分析して、最適なサービスを提供できるようにするデジタル・エクスペリエンスの考え方です。一方、企業においてデジタル・テクノロジーの守り手であり攻め手でもあるはずのIT部門は、営業やマーケティング部門とのコミュニケーションで「攻め手」になりきれず、苦労している場面も少なくありません。
そこで今回は、このようなデジタル・エクスペリエンスが、社内の情報共有や営業活動・マーケティングをどのように変革するのか、とある架空の企業を舞台に分かりやすく紹介します。
経営企画部門、社内情報共有のモバイル対応で悩む
ストーリーは、とある業界第4位の電子部品メーカーで、IT企画部の神田さん(38才)がミーティングに参加するところから始まります……。
課題
2ヶ月前に、全社にタブレット端末を配備し、社内情報システムにも接続できるようにしたが……
- パソコンと同じイントラネット画面を表示しているだけで、タブレットの操作性を活かしていない。
- 業務アプリケーションのモバイル対応は、膨大なコストのため実施できなかった。
打ち合わせ後、IT企画部の神田は、日本IBMでソーシャル事業部に所属する石原 栄治氏に早速コンタクトした。
解決のポイント
- フロントエンドでできるモバイル対応を検討する。
- タブレットやスマートフォンからアクセスすると、その画面サイズに合わせてナビゲーションやメニューの配置が変化する「レスポンシブ対応」にして、モバイルデバイスでの操作性を改善。
- 利用者にとって優先度の高い情報にアクセスしやすくする。
この改修の結果、社内情報システムのモバイルからのアクセスは、劇的に向上した。
改善のきっかけを与えてくれた小松川に、お礼を言わなくちゃな、と神田は思った。
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部 掲載内容有効期限:2015年12月31日