お使いのブラウザは最新版ではありません。最新のブラウザでご覧ください。

IT部門も事業部門も理解したい! デジタル・エクスペリエンスは、企業活動をどのように変革するのか

営業部長、ロイヤルカスタマーへの直販プログラムで悩む

 営業部長の海老名は、切れ者だが、話の分かりにくい男として有名だった。

 調子よく、重要そうなキーワードを織り混ぜながら、よどみなく話し続けるのだ。

 リズムカルな語り口が、なんだか、わかったような気にさせるらしい。その名調子により、数多くの大口案件をモノにしてきたという。

 だから、海老名から説明を受けても、神田にはさっぱり要領を得なかったが、同席してくれた駒形の通訳によって、何とか理解することができた。

課題

 今回の直販プログラムでは、一部地域のお得意様向け専用サイトを用意することで……

  • 手薄になりがちな地方のメーカーへの販売を強化したい。
  • 営業担当者が、自社に戻らなくても、購入履歴の確認や発注できる仕組みを構築したい。

そこで神田は、またまた、IBMの石原に相談することにした。

解決のポイント

  • お客様の業種や部署といった属性や、これまでの閲覧履歴や購買履歴に合わせて情報を提供。
  • さらに詳しい情報が必要であれば、Webサイトから、直接コールセンターを呼び出し可。
  • 営業部員からも、お客様の閲覧履歴をベースに、興味を持っている製品やソリューションを的確に把握できるようになった。

 新しく開設したお得意様向け専用サイトのページ閲覧率は、通常の製品情報サイトと比較しても、圧倒的に向上した。

 特に、効果的だったのは、専用サイトの企画・運営に、プロモーション部の小松川に参加してもらったことだった。プロモーション部のノウハウが、大いに役に立ったのだ。

 人間の行動や考え方まで含めて洗い出すデジタル・エクスペリエンスという考え方は、新鮮でとても興味深いと、IT部門の神田はあらためて思った。そして、昇進の日も近いかなとも少し思った。

提供:日本アイ・ビー・エム株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2015年12月31日