録画機能とネット機能、テレビ選びの新機軸について老舗を直撃! 〜増田和夫が録画テレビの老舗、日立Wooo開発チームに聞く〜
レコーダー並みに高度な録画機能
増田:次に編集機能についてお聞かせください。
古井氏:編集機能もレコーダー並みに高度です。編集画面でチャプターマークのマニュアル打ち込みが可能で、ダビングの際に好きなチャプターだけを選んでダビングできます。また、プレイリストの作成と編集も可能です。
増田:そこまでエディットできれば、普通の使い方では充分だと思います。マニュアル編集だけでなく、録画テレビならではのフレンドリーな編集機能もあるのでしょうか?
古井氏:「いいとこジャンプ」機能を使えば、独自の解析アルゴリズムによって、本編と本編以外の境界にチャプターマークを自動で打ち、本編だけを見ることもできます。また「みどころシーンサーチ」機能では、音楽番組では曲の頭にチャプターマークを自動で打つことも可能ですし、ニュースではトピックの頭と天気予報などに、野球ならホームランや得点シーンなどのみどころにジャンプすることも可能です。
増田:ダビングのしやすさも大切なポイントだと思います。Woooのダビング機能にはどのような特徴があるのでしょうか?
大和氏:内蔵HDDと「iVDR-S」との間でダビングまたはムーブができて、レート変換ダビングやHDD内ダビングも可能です。SATAで接続された転送速度の速いHDD間ダビングなので、最高約32倍速(TSX8モード時)の高速ダビングが可能です。このため、ダビング中で予約録画できなかった、というトラブルを減らすことができます。「iVDR-S」は著作権保護に対応していますので「アクトビラ ビデオ・フル/ダウンロード」のセルコンテンツの場合、現行の運用では内蔵HDDから「iVDR-S」へ最大2回までダビングできて、2回ダビングした時点で内蔵HDDに残ったセルコンテンツはコピー不可になります。またSDカードから内蔵HDDにJPEG写真をダビングすることも可能です。
増田:ダビングの自由度が高くて早いという点が良いですね。では、録画で「iVDR-S」を使うメリットとは?
野添氏:「iVDR-S」は他のWoooシリーズやiV(アイヴィ)レコーダーなどで再生できる互換性と汎用性が保証されているので、ライブラリとして保存できます。「iVDR-S」は大容量のリムーバブルHDDなので、ドラマやアニメなどのシリーズものを全クール録画してライブラリ保存できます。また、「アクトビラ ビデオ・フル/ダウンロード」のセルコンテンツのライブラリ保存にも対応しています。
古井氏:大容量の「iVDR-S」に大量の番組を録画でき、それを簡単に検索できます。「iVDR-S」をWoooに挿入すると、自動的に内容が「ライブラリ」に登録、更新されます。この「ライブラリ」機能を使えば、「iVDR-S」を挿入しなくても、どの「iVDR-S」に何を録画したかが簡単にわかるしくみです。
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