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Wooonetはさらに進化する

　アクトビラはWooonetの一機能という位置づけで、これ以外にも、遠隔地のPCユーザーからの動画メールをストリーム視聴できる「ビデオdeメール」など日立独自のネットサービスが用意されている。9月にビデオdeメールが携帯電話の写メールにも対応するなど、Wooonetは進化を続けている。

　「大容量のHDD録画のメリットを生かして、映画などのリッチなコンテンツでは、今後アクトビラ以外の配信サービスにも対応したい。同時に、ビデオdeメールを使ってパーソナルなコンテンツも充実させたい。ビデオdeメールは、遠隔地からの動画メールだけでなく、携帯メールなどでテレビのユーザー自身も気軽に楽しめるようにしたい。来年中にWooonetのトップ画面を改訂して、家族の掲示板のような使いこなしができるようにしたい。将来的には、これらのコンテンツをシームレスに見渡せて、手軽に探せる家電的な検索機能も開発したい」（マーケティング事業部 商品企画本部 放送通信融合事業推進部 部長　助田裕史氏）

　最新のネット機能とHDDストレージを活かして、広い範囲のコンテンツを取り込むポリシーだ。というように、Wooo UT770シリーズは、薄型化と壁掛けだけでなく、ネット機能にも本腰を入れている。テレビでネットレンタルを堪能したい人なら、購入候補のトップに入れておきたいモデル、といえるだろう。

　アクトビラ ビデオ・ダウンロードのコンテンツは、まずTSUTAYAの「TSUTAYA　TV」から提供される。12月10日に行われた「TSUTAYA TV on acTVila」の発表によるとサービス概要は下記の通りである。

　配信ビットレートはいずれも、平均約10MbpsのVBR、解像度は1080iである。

　来年1月には「LOST 4」などが、パッケージ発売と同時にダウンロードセルも開始される。また、今後、日本ではDVDパッケージしか発売されていないタイトルについても、HD画質でダウンロード配信を行っていくことが予定されている。