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「Google Apps」に見る、業績好調な企業ほどグループウェアを重視する理由とは 市場調査編

他社サービス連携やアドオンの存在とパートナーの充実が「Google Apps」の魅力

 今後最も利用したい製品として、11.6%が Google Apps を挙げている。グループウェアは導入したからといって直接的な効果が実感できるタイプの製品ではないが、それでも Google Apps 導入済企業はほかの製品を導入した企業と比較して満足度が高い傾向にある。SaaS型グループウェアの中でも特に注目度が高く、満足度も高い傾向にあるのはなぜだろうか。

今後利用したい製品(単一回答/全体)

・「最も利用したい製品」として1つを選んでもらったところ、ここでも Google Apps が首位となった
・2番手にはNotes/Dominoが入り、Office 365はExchange Serverと並んで3位となった

グループウェアの導入効果(製品別)

グループウェアの導入効果を問う設問では、SaaS型製品が全般に高い評価を得ている。
紫色の線で示されている Google Apps は、「モバイル対応」「コスト削減」「システムダウンの減少」「セキュリティ」で特に評価が高い。 なお、その下の黄緑色の線はマイクロソフトのOffice365だ。
「Office365も人気の製品ですが、その進化は Google Apps 抜きに考えられません。デバイスの種類を問わず、いつでもどこでもコラボレーション環境を低コストで実現できる Google Apps を、SaaS型グループウェアの到達点を示すメルクマール(指標)と言っていいのは事実でしょう」(館野氏)

 ところでSaaS型サービスを導入する時の不安として経営層から挙げられるものの中に、サービスの継続性がある。グーグルほどの企業になれば短期的にサービスが終了してしまうという不安は少ないが、途中でサービスを乗換える必要が出てくることもあるだろう。そうした場合に備えて、データのポータビリティなども考慮すべきだという。

 「他社製品も機能面で Google Apps を猛烈に追い上げていますが、アドオンできるサービスなどで弱点を補うこともできるのは強いですね。データのポータビリティも保証されているのも安心です。また、日本での導入事例が増えるなど、国内実績が出てきたことも企業にとって Google Apps を選びやすくなったポイントでしょう。

 パートナーが充実してきているのも心強いことですね」と舘野氏は Google Apps の魅力について語った。

 次回以降は、Google Apps の企業導入を多数手がけている日本のパートナー企業2社の取り組みを紹介しよう。

提供:グーグル株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2013年7月31日