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「Google Apps」に見る、業績好調な企業ほどグループウェアを重視する理由とは (3)パートナー企業編 電算システム

 株式会社電算システム(以下、電算システム)は1967年に創業し、独立系の総合型情報処理サービス事業として、情報処理サービス事業と収納代行サービス事業を柱に事業展開している。これまでGoogleの企業向け検索エンジン「Google検索アプライアンス」およびコラボレーションツール「Google Apps TM for Business」に関して、「EnterprisePartner認定」および「リセラー認定」を受けており、650社以上のユーザー企業に対し導入実績がある。同社の顧客で多いのは、Microsoft Exchange ServerやLotus Notesからのリプレース案件だ。

需要が高まるメールシステムの移行


電算システム
北村友史氏
(システムエンジニアリング事業部 Google Apps Sales Manager )

 電算システム システムエンジニアリング事業部 Google Apps Sales Manager の北村友史氏は、「Microsoft Exchange ServerやLotus Notesの場合は、大半が自社内で環境を構築している。しかし、メールによるコミュニケーションは年々増え続けているため、たとえば5年前に設計したハードウェアではどうしてもスペックが足りない。レスポンスが悪い、システムがダウンする、定期的に再起動が必要といった対応を迫られ、システム管理者も悲鳴を上げている状態」という。

 次のコミュニケーション手段を探した際、5年後を予想してサイジングしていくことにも不安がある。スペック不足に陥ったシステムへの対処を、限られた情報システム部門の人員と予算の中で行う必要もあるだろう。このような課題を抱える企業の新たな選択肢として、Google Apps が注目を集めているわけだ。

 北村氏は導入を検討する企業に対し、「いざ検討を初めてみると、そもそも Google Apps は自社のビジネスに本当に合うのか、既存システムとの連携や移行は上手くいくのか、上手く活用するにはどうすれば良いのかなど、数多くの疑問や課題が出てきます。その解決のため、電算システムでは営業担当者とデプロイメントの専任メンバーが要件のヒアリングを細かく行っていますが、このようなパートナーによる細かいサポートは非常に大切です」(北村氏)

 導入時、必要のないメールデータの移行は極力行わない、と決めてしまうのもポイントと北村氏はいう。完全なデータ移行をしようとすれば、その分だけ時間やコストがかかり、システム管理者の負担も増えてくる。それよりも2~3ヶ月程度、従来システムと Google Apps を並行稼働し、この期間にエンドユーザーが本当に必要なデータを自分で選んで移行する方が効率的というわけだ。

提供:グーグル株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2013年7月31日