最終更新時刻:2010年12月18日(土) 8時00分

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約5年間で総消費電力は半減

 また、本体の小型化や個装箱の小型化にあわせ、プリンタの使用時に影響する総消費電力の削減も取り組まれている。プリンタの待機中、使われていないブロックには電気を流さない、低電力モードに切り替えるといった細かな工夫を積み重ねることにより、省エネ化を促進。具体的には、前述のEP-801Aを2003年発売のPM-A850と比較すると、約57%の削減がされている。約5年間で総消費電力は半減しているのだ。

プリント技術、輸送、回収でトータルにCO2を削減する取り組み

 筐体が非塗装なので、塗装時の負荷を削減するとともに、プラスチックのリサイクル性も向上した。プリンタ内部には再生プラスチックを採用、液晶パネルやスキャナ光源には、水銀を含まないLEDを採用している。

 廃棄・リサイクルについては、使用済みエプソン製純正インクカートリッジを店頭または引き取りサービスなどで回収するといった取り組みが行われている。また、ごみそのものを出さないようにと、膨大な紙を使用するマニュアルも減量化。テキスト中心だったものをイラスト中心にすることなどで、ユーザーにとっては視覚的でわかりやすくなったとともに、紙の量は従来の4分の1に削減した。

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