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業務システムにも安心して利用できるクラウドへ--災害対策や価格改定で新たな普及段階を狙うニフティクラウド

CNET Japan Ad Special2012年08月29日 13時00分
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ニフティクラウドみんなのかわら版

 登場から約2年半となる「ニフティクラウド」は、採用が1200社以上に達したIaaS型パブリッククラウドサービスだ。これまで信頼性や豊富な機能、使い勝手の良さなどで実績を伸ばしてきたニフティクラウドだが、9月に、さらなる機能拡充と価格改定に踏み切る。本格的に企業システムなどへのクラウド導入を考える企業に対し、より柔軟に答えていくのが狙いだ。

オンプレミスのような管理性をパブリッククラウドで実現

 「9月に行う大規模な機能拡充は、今後さらなる増加を見込んでいる業務システム等でのクラウド利用に焦点を定め、お客様の利便性向上に取り組んだものです。また、既にご利用頂いているお客様への還元として、価格改定を実施します」こう語るのは、ニフティ株式会社クラウドビジネス部の渡邊太郎氏だ。

 これまでニフティクラウドは2010年1月のリリース以来、積極的な機能の開発やサポート、付加価値の高いサービスを追加し続けることでサービスを進化させてきた。2012年5月末で利用企業が1200社以上へと拡大したことで、スケールメリットも生まれてきた状況だという。

 昨今のクラウドの利用動向について、渡邊氏は次のように説明する。

渡邊太郎氏
ニフティ株式会社
クラウドビジネス部
渡邊太郎氏

 「オンプレミスとクラウド、両者の使い分けがお客様の意識に浸透しつつあります。クラウド環境での運用に適したシステムは順次クラウドへと移行し、オンプレミスと併用することで、コストパフォーマンスを上げられます。これまではエンターテインメント分野やEC分野での利用が多かったクラウドですが、最近では情報系システム利用など、業務利用の事例が増えています」(渡邊氏)

 「標準機能の充実」を重視しているのもニフティクラウドの特長。システムをクラウドへ預けることに不安を感じる利用企業もまだまだ多いが、その不安の原因は自社管理の手から離れてしまうことによるもの。そのため同社はデータやシステムはクラウド上にあるものの、「データ保護や冗長化などについては利用企業自身でも対策を講じられるような“手段”を提供する」という第3の選択肢を提示している。こうした利用企業の「できること」の多さが、ニフティクラウドの人気の高さの背景だといえる。

災害対策やセキュリティ強化、クラウドのメリットを強化した機能拡充

 今回、9月19日に実施する機能拡充の目玉は次の5つ。

  1. 1. 遠隔地にバックアップ環境を構築して災害対策とする「マルチリージョン」
  2. 2. オンプレミスとクラウドの連携システムをセキュアかつ柔軟に構築する「セキュアネットワーク」
  3. 3. 導入や運用がよりシンプルになるサブスクリプション付きRed Hat Enterprise Linux
  4. 4. ロードバランサーのプラン拡張
  5. 5. 価格改定

具体的には以下の通りだ。

マルチリージョンとゾーン選択

 既存の東日本のデータセンターに加え、西日本のデータセンターもサーバーの設置先として選択できることになる。この「マルチリージョン」機能によって、東日本と西日本のデータセンター間でのサーバーの構築や移行が自由自在となった。「クラウドへの移行をご検討のお客様の多くが災害復旧(DR)サイトの構築を念頭においていらっしゃいます。例えば東京に本社のある企業が広域災害に備えて別の地域(リージョン)である西日本のデータセンターにバックアップ環境をつくるといった運用です」(渡邊氏)。災害発生時には遠隔地に用意しておいたスタンバイ系のシステムを起動し、本サイトが復旧するまで業務を継続することなどが容易となる。

 近年、クラウドサービスを選定される際に、「データセンターが国内の遠隔地にあること」が要件に含まれるケースも多い。ニフティクラウドはそうしたニーズに応えて、東西のリージョンを選択できるにようになった。一方で、地域が離れると、通信のレイテンシーや負荷が大きくなってしまう。そこで、同一地域内に設置された他の環境である「ゾーン」を利用すれば、設備を分けた冗長化が可能だ。「VMインポートなどのツールを利用することで、オンプレミスに構築した環境も、クラウドへ簡単に移行できます。あるいは、すでにニフティクラウド上にあるサイトを異なるリージョンやゾーンへコピーすることも容易です。どのリージョンやゾーンにサーバーを構築するかは自由に選ぶことができますし、サーバー間の移行も簡単です」(渡邊氏)

【POINT 1】

 東日本・西日本にそれぞれシステムを構築し、災害時や緊急時には切り替えて運転することで、災害時の業務継続を実現できる。DRサイト構築も可能に。

マルチリージョンの説明図

「セキュアネットワーク」で安全なネットワーク接続を強化

 より安全にネットワークを接続したいというニーズにも対応した。オンプレミスとクラウドの間を安全に接続し、仮想的なプライベートネットワークを構築することは、従来から同社でもハードウェアタイプのインターネットVPNを利用すれば可能だったが、より手軽で柔軟な手段が求められていた。「セキュアネットワーク」では、仮想アプライアンスでVPNを構築するソフトウェアVPNを利用する。「使いたいときに、オンデマンドで利用できるのがソフトウェアVPNのメリットです。例えば、月末のバッチ処理の時だけ各拠点からデータを吸い上げて処理をする場合に最適です。」(渡邊氏)。

 常時接続が必要な環境の場合は物理的な装置を介して通信をするハードウェアタイプのインターネットVPNの方が接続の安定性に優れている。しかし、ソフトウェアVPNには機器の保守管理は不要であるというメリットがある。コントロールパネルで「セキュアネットワークを構築する設定」を行えば利用可能となる。この設定作業も通常であれば5分程度で完了する。「ソフトウェアVPNは接続した時間で計算する従量課金制のため、結果的にコストを抑えることができます。機器設置の手間もなくなるので、総合的なコスト削減効果は大きいでしょう」と渡邊氏は強調する。「ハードウェアとソフトウェアを利用目的に合わせて使い分けるのが理想的な運用方法です。」

 また、インフラに強いニフティならではのメリットとして挙げられるのが、ネットワーク転送は10テラバイトまで無料という点だ。なお、一般的にVPNを利用すると回線速度が低下しがちだが、もともと帯域の太いニフティクラウドならスピードを確保できる。

 ニフティクラウドの「セキュアネットワーク」では、VLANで閉じられた環境内にサブネットを構成でき、柔軟な経路制御が可能となる。「単にセキュアに接続するだけでなく、連携先システムのポリシーに合わせて、柔軟なネットワークを構成できます。」(渡邊氏)

【POINT 2】

 ソフトウェアVPNを使えば、セキュアなネットワークを面倒な構築・管理不要で利用できるようになる。

セキュアネットワーク説明図
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