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転職における語学力の有効性

転職における語学力の有効性

CNET Japan Ad Special2012年1月5日 11時00分

 英語を社内の公用語にする企業が登場し、語学力を重視する求人も増加傾向にあります。では、語学力があれば転職活動は有利に進むのでしょうか。語学力が求められる選考に合格した100人に実態を聞きました。

調査方法:外部機関によるWEBアンケート調査
実施期間:2010/7/21(水)~7/23(金)
調査対象: 語学力を活かして転職した方 100名

転職での有効性は、語学力のレベルによって異なる


 語学力があることで、転職は有利になったか。有効性の根本を問うこの質問には、87%の人が「有利になった」と答えました(図1)。しかし、語学力のレベル別に見ると“ネイティブレベル”または“ビジネス上級レベル”の人は91.5%が「有利になった」と実感しているのに対して、“ビジネス中級・初級レベル”では85.7%、“日常会話レベル”では77.3%と、割合はレベルに比例して低下する結果となりました(図2)。

キャリアアドバイザーの解説

語学力が評価されて転職活動を有利に進められたと感じている人は多いものの、現実にはよほど高いレベルでないと語学力だけでほかの応募者と差をつけることはできません。外国語が使えることはあくまでも、業務を遂行する手段の一つ。各種の資格と同様に、プラスアルファのアピールポイントだと考えたほうがよいでしょう。

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約4割が外国語での面接を経験


 面接では、保有している語学の資格や、留学経験の有無といった語学の習得方法がよく聞かれる質問の上位にあがりましたが、「外国語での面接があった」という人も多数(表1)。4位と5位にも業務での使用経験を問う質問が続き、より実践的な語学力が求められていることがわかります。

 ちなみに、語学力があることで入社後に何か特別な処遇を受けたかを聞いたところ、「受けた」と答えた人が7割と過半数を大きく上回りました(図3)。入社後のテストや研修の免除が上位に上がりましたが、それ以外で多く聞かれたのは、「海外との取引を任された」、「希望するプロジェクトに参加できた」などの声。外国語が使える人は即戦力として期待されることが多いだけに、担当業務や配属の希望が叶いやすいというメリットがあるようです。

キャリアアドバイザーの解説

 面接では、限られた時間で選考せざるを得ないため、保有資格や留学経験の有無などで、語学力のレベルを測るケースが多く見られますが、外国語で面接をするなど、実践的な語学力を重視する企業も少なくありません。応募する企業がどのような面接を行うのかを事前に把握して、しっかり準備しておくことが大切です。

 また、外国語によってはさまざまな検定試験があり、人事が資格の内容を把握していない場合もあります。保有資格はどのようなレベルのものなのか、聞かれた際にはきちんと説明できるような準備もしておきましょう。

矢印キャリアアドバイザーに相談

語学力は、企業が求める要件の一つに過ぎない

 語学力が評価されて入社した人は、会社から何を期待されているのでしょうか。転職者が実感する1位は「専門知識・能力」、2位は「コミュニケーション能力」で、「語学力」は3位(表2)。実務の現場で重視されるのは業務に直結するスキルや、組織の一員として周囲と良好な関係が築ける能力であり、外国語が話せるというだけでは、実践の場で通用しないことが伺える結果です。

キャリアアドバイザーの解説

 語学力を活かして転職する方は少なくありませんが、企業の側にしてみれば、外国語が使えることは求めるスキルの一つ。語学力がメインのアピールポイントになるわけではありません。実務に関する知識や経験があるか、意欲があるかといったことがトータルに見られるという点では、一般的な転職と何ら変わらないのです。

 応募する企業は人材に何を求めているのか。その期待に応える経験や知識、意欲が自分自身にあるかといったことを冷静に見極めて、転職活動を進めるようにしてください。

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