気軽な相談から、素晴らしい転職へ
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自分は転職市場でどう評価されるのか・・・
最初、僕がリクルートエージェントに相談したのは、転職をそこまで真剣に考えてのことではありませんでした。
大手のITハードベンダーで提案営業をやっていて、その仕事や職場環境については大きな不満はなかったんです。強いて不満を一つ挙げるとしたら、お客さまに自社製品しか提案できないことぐらい。なんだかモヤモヤしていたけれども、あえて今すぐ転職しようと思うほどではなかったんです。
じゃあどうして相談に行ったのかと言うと、僕は新卒で就職して以来31歳になるまでずっと同じ会社にいて、自分の市場価値を知る機会がなかったから。もし、今転職をするとしたら、どんな風に評価されるのか知りたくなったんです。たくさん実績があるエージェントなら自分と似た人がどんな転職をしたのかも知っているだろうという期待がありました。
自分の可能性を考えることは無駄ではありません
この方は、自分の市場価値が知りたい、なんだかモヤモヤしている、ということで相談に来られました。私たちは、そのような方のご相談も歓迎しています。
自分にはどんな可能性があるのだろう?と考えることは、結局現職に留まることになったとしても価値のあることなのです。
人に話してはじめて見えたこと
CAさんは、僕が相談に来た理由を知ってもイヤな顔ひとつせず、もし実際に転職するとしたら、どういうところがいいかをいっしょになって考えてくれました。
面談では、仕事の現状や不満から希望するライフスタイルまでいろいろな話になりました。その上で、大手ITコンサルティング会社A社、独立系システムインテグレーターB社など、実際に5社の転職先を提案してもらったのです。
自分のことを話してみて、考えや志向が整理されたのか、自社製品にとらわれずに最適な提案ができる企業をとても魅力的に感じました。そして、もし転職するとしたら是非独立系システムインテグレーターB社に入社したい、と心が動いていたのです。年収は下がるかもしれないけど、社風がとてもフランクで、自分に合うような気がしたんです。
CAさんにそのように伝えたところ、彼も同意見でした。ただ、「自分の市場価値を知りたいのなら、いろいろトライしたほうがいいでしょう」とアドバイスをされ、5社すべてを受けてみることになりました。
活動中、CAさんからもらったアドバイスの中で印象深かったのは、職務経歴書の書き方についてです。マニュアルを見ながら自分で書いたものを添削してもらったところ、「この書き方では、企業に田丸さんの良さは伝わりません。職務経歴書は、あなたを売り込むための提案書のようなものです。魅力がしっかりと伝わるような書き方を心がけましょう」と言われたのです。これには目から鱗が落ちた気分でした。
たしかに、企業はこれを見ながら僕という人間を評価する。それならばと、CAさんの指導を受けながら、自分の魅力が伝わるものに書き直していったのでした。
職務経歴書は、自身を売り込む企画提案書です
この方の顧客折衝能力は抜群で、転職活動における目立った弱点は見当たりませんでした。ただ、職務経歴書が一般のマニュアル通りだったため、自分という商品を売り込む企画提案書のようなつくりになるようアドバイスしました。
満足な結末
驚いたことに、すべての会社から内定が出たのです。CAさんによると、僕の顧客折衝におけるコミュニケーション能力が高く評価されたとのこと。これまで自分がやってきたことが間違いではなかったんだと、すごく嬉しく思えました。
自分の市場価値は分かったので、今回の転職活動の目的は達成できていたのですが、CAさんとお話する中で、今までなんとなくしか意識していなかった現職の不満や将来への希望が明らかになり、転職して新しい環境でチャレンジしたいという気持ちが高まっていました。そして、迷った末に、独立系システムインテグレーターB社に転職することにしたのです。周りからは、なぜそんな小さな会社に入るのかと訝られましたが、この会社には大手ではできないことがいっぱいあるような気がした。
今は目一杯楽しく働けています。気軽に相談をしにいったことで、こんなに大きな満足感を得られることになるとは思っていなかったですね。
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部