ビデオレンタル店から始まったゲオホールディングスが、社名を「セカンドリテイリング」へ変更すると発表した。リユース事業の拡大とグローバル展開を見据えた名称だという。この新社名が、「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングを想起させるとして、SNSなどで話題となっている。
英語の社名は「2nd RETAILING Co., Ltd.」となる。同社は1986年の創業以来、ビデオレンタル店として事業をスタートしたが、時代の変化とともにリユース事業を中核とする方向へ舵を切ってきた。今回の商号変更は、創業40周年という節目を迎える2026年に合わせて実施する。
発表文では「英語では中古のことを『second-hand』という」として、新商号にその意味を込めたと説明。「リユースにおけるグローバルでのトップランナーを目指す決意を込めた」という。
また「現状と今後の展望を踏まえ、当社が推進する事業の方向性と合致した商号に変更することで、一層の企業価値向上に努めていく」と説明している。
これを受けSNSでは、新社名がファッションブランド「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングを彷彿とさせると話題となった。一部のユーザーからは「ユニクロの二番煎じ」といった辛辣な意見もあった。
ファーストリテイリングといえば7月25日時点で時価総額が15兆円に達し、日本でトップ10に入る巨大企業だ。
なお、ファーストリテイリングの社名の由来は「速い」の「FAST」と、「小売」の「Retailing」の2つをつなげたもの。ゲオの新社名の由来とは異なっている。
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