米SpaceXが提供する衛星インターネット通信サービス「Starlink」(スターリンク)で、日本時間7月25日未明、全世界規模の通信障害が発生した。ウクライナメディアのKyiv Independentによれば、この障害により、ロシアと対峙するウクライナ軍の最前線でも一時的に混乱が生じたという。
Starlink幹部のXへの投稿によると、障害はコアネットワークにおけるソフトウェアの問題が原因で発生し、約2時間半後に復旧した。同社は「今後も安定したサービス提供に努め、再発防止策を徹底する」とコメントしている。
Starlink has now mostly recovered from the network outage, which lasted approximately 2.5 hours. The outage was due to failure of key internal software services that operate the core network. We apologize for the temporary disruption in our service; we are deeply committed to… https://t.co/ffFYM1Z7tD
— Michael Nicolls (@michaelnicollsx) July 24, 2025
Starlinkは、SpaceXが展開する衛星ブロードバンドサービス。地球低軌道(LEO)を周回する数千基の小型衛星で構成された通信ネットワークを活用し、地上インフラに依存せずにインターネット接続を提供できるのが特徴だ。
山間部や離島、発展途上国の農村部など、従来の固定回線が届きにくい地域において、Starlinkは重要な通信インフラとして活用が進んでいる。日本では2022年からサービスを本格展開しており、KDDIはスマートフォンとスターリンクの直接通信サービス「au Starlink Direct」も提供している。
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