ゲームを原作とするNetflixのドラマに「アサシンクリード」が加わることになった。Netflixは、Ubisoftの同ゲームシリーズを原作とする新たなテレビシリーズの制作を決定した。物語の詳細については明かしていないが、5年がかりで準備してきた本作は、ゲームのファンが期待する「豊かなストーリーテリング」を盛り込んだ実写作品になるという。
「アサシンクリード」は複数の時代を舞台にした歴史アクションアドベンチャーゲームで、シリーズを通じてプレイヤーは複数のキャラクターを操作する。最初の作品は2007年に発売され、続編も数多く生まれた。これまでに2億3000万本以上が販売されている。ゲームでは現代の主人公が特殊なソフトウェアを用いて歴史上の人物の記憶を追体験し、より良い歴史へと導こうとするのが通例だ。
配信予定のシリーズは、以下のように予告されている。「『アサシンクリード』は、人類の未来を支配と操作によって決定しようとする勢力と、自由な意志を守ろうと戦う勢力との秘められた戦いを描く、刺激的なスリラーだ」
Netflixの脚本シリーズ担当バイスプレジデントであるPeter Friedlander氏は、本作について「『アサシンクリード』シリーズの伝統を尊重し、長年のファンも初めての人も、『ブラザーフッド』のスリルをこれまでにない形で体験できるようにする」と語っている。
Netflixはこれまでにも数多くのゲーム原作作品を配信しており、さらに制作中のものもある。例えば、ここ3年にわたり取り組んできた人気タイトル「バイオショック」の映画化だ。「アサシンクリード」はそのラインアップに加わり、多くの人々を興奮させる作品になりそうだ。その他の映像化作品には「悪魔城ドラキュラ ―キャッスルヴァニア―:月夜のノクターン」「バイオハザード」「アーケイン」などがある。
本作のクリエイターにはRobert Patino氏(「ウエストワールド」「サンズ・オブ・アナーキー」)とDavid Wiener氏(「Halo」「BRAVE NEW WORLD/ブレイブ・ニュー・ワールド」)を起用。両氏はショーランナー兼エグゼクティブプロデューサーも務める。さらに、Ubisoft Film&TelevisionからGerard Guillemot氏、Margaret Boykin氏、Austin Dill氏、そしてMatt O'Toole氏がプロデューサーとして参加する。
公開日はまだ発表されていない。
Ubisoftの発表この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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