YouTubeは米国時間6月26日、ユーザーが特定のキーワードで検索すると、AIが関連する動画クリップを抽出するAI検索機能を米国で導入したと発表した。
AIによる検索結果は、通常の検索結果の上部にカルーセル形式で表示される。各動画には、AIが生成した簡潔な要約が付いており、ユーザーはこれらのクリップをタップすることで、動画の関連するセクションに直接ジャンプできる。
現在、米国の一部のYouTube Premium会員を対象に、ショッピングや旅行に関連する検索、たとえば「ハワイのおすすめビーチ」や「ノイズキャンセリングヘッドホン」など、特定の検索ワードに限って同機能が有効となっている。
また、動画を再生しながら内容をAIに質問できる「会話型AIツール」の提供も、米国の非Premium会員の一部へと拡大された。同機能では、視聴中の動画に関してAIに質問したり、関連コンテンツの推薦を受けたり、学習用クイズを生成したりすることが可能だ。
GoogleはAIを活用して検索体験を向上させる取り組みを進めており、YouTubeも例外ではないようだ。一方、今後の機能拡充によっては、ユーザーのコンテンツの発見や視聴のあり方に大きな影響を与える可能性もある。
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