ANA(全日本空輸)は6月13日、国内線・国際線の機内Wi-Fiサービスを大幅に強化し、全クラスで無料高速インターネット環境を提供すると発表した。
国内線では6月13日から、国際線では8月より改修の済んだ機材から順次通信帯域を大幅に拡大する。これまでのウェブページ閲覧やメール送受信に加えて、YouTubeなどのストリーミング配信による動画視聴サービスが利用できるようになる。
従来の機内Wi-Fiサービスでは通信速度の制約により動画視聴は困難だったが、今回の帯域拡大により、乗客が自身のタブレットを使ってNetflixやAmazonプライム・ビデオなどの動画も視聴できるようになる。
なお、今回のサービス向上に伴い、個人シートモニターのない国内線機材で提供されていたオーディオサービスは6月末で終了する。
航空業界では機内Wi-Fiサービスの充実が乗客満足度向上の重要な要素となっており、他社との差別化要因としても注目されている。
(更新)初出時、米Viasatの衛星通信サービスを国内線・国際線で利用するとの記載がありましたが、正しくは国際線のみで、国内線の高速通信は別の通信サービスを使用していました。訂正しお詫び申し上げます。
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