任天堂とメルカリは5月27日、フリマアプリ「メルカリ」上で任天堂製品をより安心・安全に取引できる環境を構築するため、両社での情報共有や共同の取り組みを進めることで合意したと発表した。対象には「Nintendo Switch 2」を含む任天堂の商品が含まれる。
両社は、スイッチ2など特定の新商品の発売前後に発生しうる混乱を避けるため、任天堂からメルカリへ商品情報や商品画像などを提供し、注意喚起を含めた連携を図る。任天堂は自社Webサイトなどでの注意喚起も行い、メルカリ側もアプリ内や公式ブログなどを通じて、任天堂から提供された情報に基づいた案内を行うという。
また、両社が合意した特定の商品については、メルカリの利用規約に違反する出品に対して削除対応の強化も実施する。違反出品への対処にあたっては、任天堂との協議の上で進めていくとしている。
メルカリは本取り組みに加え、2025年3月から導入した高額取引における本人確認必須化などを通じて、ユーザーがより安心してサービスを利用できるよう環境整備を進めている。今後も「マーケットプレイスの基本原則」に基づき、一次流通事業者との対話や連携を強化することで、利用者に適切な情報を提供していく方針だとしている。
同日、任天堂はLINEヤフーが運営する「Yahoo!オークション」「Yahoo!フリマ」、および楽天グループが運営する「ラクマ」とも同様の取り組みを実施すると発表している。
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