中国の大手自動車メーカー「BYD」の日本法人は5月19日、日本の軽自動車市場への参入に向けて人材募集サイトを立ち上げた。
今回採用するのは約50人。2026年後半に発売する軽自動車のEV開発や販売、マーケティング分野の人材に加え、電気トラックなど商用EV分野でも人材を募集する。
「軽自動車ビジネスに深い知識と経験を有する方を広く募集いたします」(公式サイト)
雇用形態は正社員で、想定年収は400万円以上(みなし残業代45時間分を含む)。また、担当部長や部長クラスの場合、想定年収は800万円以上としている。
軽自動車は日本の自動車市場で約4割を占め、国内メーカーがほぼ市場を独占している。中国のBYDは、これまでのEVの実績やコストパフォーマンスを武器に、日本の軽EV市場に本格的に参入することになる。
日本の軽EV市場は、日産自動車と三菱自動車がそれぞれ「サクラ」「eKクロスEV」を投入している。ホンダも2025年に軽EVの導入を予定しており、価格競争が激化すると見込まれている。
BYD Auto Japanで代表取締役社長を務める東福寺厚樹氏は、「日本でのさらなる事業拡大を目指し、国内の乗用車市場で4割を占める軽自動車分野への進出を決定した」と採用サイトで述べた。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「1→10」の事業化を支援する
イノベーション共創拠点の取り組みとは
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
イノベーションの「種」から社会実装へ--
社会課題の解決に挑む各社の挑戦
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力