世界で最も人気のある語学アプリ「Duolingo」が、さらに多言語化している。
Duolingoは米国時間4月30日、148の新しい語学コースを追加し、従来の2倍以上に増やしたと発表した。
世界で人気の高い7言語、つまりスペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、中国語を、アプリが対応する全28言語のユーザーインターフェース(UI)で学習できるようになった。
新コースは主に初心者向けで、楽しい「ストーリー」やリスニング用の「DuoRadio」を備え、理解力を高められる。より高度なコースは、今後数カ月かけて順次公開される予定だ。
今回の発表は、同社が「AIファースト」戦略を採用し、AIで代替可能な作業をAIに任せるという方針を示した翌日に行われた。LinkedInに投稿されたメモの中で、最高経営責任者(CEO)のLuis von Ahn氏は、しっかりした教育には「膨大なコンテンツ」が必要であり、手作業だけでは追いつかないと述べた。
「最初の100コースを開発するのに約12年かかったが、いまでは約1年で150近い新たなコースを作り、公開できる」とvon Ahn氏は説明する。人間だけで1コースを構築するのに何年も費やすのではなく、ベースとなるコースを作り、AIで数十の言語向けに迅速にカスタマイズしているという。
AIを推進するのは人間を置き換えるためではなく、「ボトルネックを取り除き」、既存の社員でより多くのことをできるようにするためだとvon Ahn氏は強調した。
Duolingoの発表この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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