任天堂は「ニンテンドースイッチ2」(Switch2)を6月5日に発売すると明かした。発表直後のネットは熱狂に包まれる一方で、「この点は残念だった」と失望する声もある。本記事では主に「がっかりした」という声のある点について6つ紹介する。
任天堂「スイッチ2」で数時間遊んだ正直な感想--マリオカート、ドンキーコング他【実機レビュー】「Switch 2」の画面は液晶パネルだ。解像度は1080pでHDR対応、リフレッシュレートは120fpsと発表されているが、やはり有機ELと比べると見劣りするとの指摘もある。 ただし、もし有機ELを採用していたらさらに値段が上がる可能性が高いのが悩ましいところだ。あるいは、初代Switchと同様に、数年後に有機ELモデルが出ることを見込んでいるのかもしれない。
Switch 2の発表で、任天堂は一部のタイトルについては「物理カートリッジにゲームデータが保存されていない」と説明した。
この「キーカード」と呼ばれる仕組みは、見た目はSwitchのカートリッジと同じだが、ソフトを起動するための「キー(鍵)」のみが保存されたカートリッジだ。ゲームの本編データはプレイヤー自身がオンラインからダウンロードする仕組みになっている。
ネット上で懸念されているのは、「ゲームの保存性が下がる」という点だ。通常、カートリッジを持っていると「もし会社のサーバーが落ちても、カートリッジさえあればオフラインで遊べる」といった安心感があった。しかしキーカードの場合それができない。また、ゲームを「所持している」という実感が薄れてしまう。
(国内編集部注:本項目は米国での意見です)発表イベントの後、任天堂公式サイトは「Switch 2」や対応ゲームの情報を更新したが、驚きを持って迎えられたのはローンチゲームの価格だ。特に「マリオカート ワールド」の価格が80ドル(1万1600円、日本では8980円)に設定されている点は大きい。これは現在の新作ゲームの標準的な価格(70ドル)よりもさらに10ドル高い。
また、「カービィのエアライダー」「スーパーマリオパーティ ジャンボリーのSwitch 2版」「カービィ ディスカバリーのSwitch 2版」「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダムのSwitch 2版」なども80ドルに設定されている。5年前に初めて「1本70ドル」のゲームが出てきたばかりなのに、さらに値上げされると、今後また値段が上がるのではと懸念する声がある。
現時点の「Switch 2」ローンチラインナップには、新作の「ゼルダの伝説」や3Dマリオが含まれていない。これら2大シリーズは任天堂ハードの発売時における定番タイトルで、いわゆる「本体と同時に遊びたい看板作品」として期待されていたが、それがないのは残念だと感じるファンも多い。
ローンチソフトとしては「マリオカート ワールド」があるものの、それ以外の任天堂タイトルは「Nintendo Switch 2 Welcome Tour」という、ハードの機能を紹介するようなテックデモ的作品と、ゼルダの「ブレス オブ ザ ワイルド」と「ティアーズ オブ ザ キングダム」のSwitch 2版(完全新作ではない)のみだ。発売日から1か月後の7月には「ドンキーコング バナンザ」が出るが、それまでは新作のビッグタイトルがやや手薄と言える。
Directではあまり触れられなかったが、公開されたスペック表を見ると「Switch 2」のバッテリー駆動時間は2〜6.5時間と書かれている。対して初代Switchは4.5〜9時間だったため、数字だけ見るとむしろ短くなっている。実際にはバッテリー容量自体は大きくなっているが、性能の向上に伴って消費電力が増えたのだろう。
どのタイトルで2時間程度まで短くなるのかは不明だが、グラフィックが特にパワフルなゲームほどバッテリーの消費が早いと予想される。任天堂自体も「プレイするゲームによってバッテリー寿命は変わる」と明記している。
もう一つ大きな懸念点として、多くの初代Switch用ゲームをSwitch 2向けの強化版にアップグレードする際、「有料になる場合がある」という発表だ。これはソニーがPS5を出したときにも似たような例があり、「追加料金を払わないと次世代機での強化版が遊べないのは、ユーザーから見れば搾取に近いのでは」と批判されがちである。
任天堂はSwitch 2で無料アップグレードができるタイトルのリストも公開しているが、そこに含まれるのは大ヒット級タイトルばかりではなく、「そこまで魅力を感じない作品もある」という意見がある。
とはいえ、発売までまだ時間がある。新たな情報で評価が変わる可能性も十分にある。これからの続報に期待したいところだ。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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