厚生労働省の医療保険部会は、「マイナ保険証」をスマートフォンに搭載する「スマホ保険証」の最新スケジュールを示した。
資料によれば、2025年春を予定するiPhoneへのマイナンバーカード機能搭載を皮切りに、Androidを含め2025年7月ごろから10の医療機関で「スマホ保険証」の実証事業を開始する。その後、9月ごろから全医療機関が導入できるようにする。
ただし、スマートフォンへの対応を全医療機関に義務付けるものではなく、9月以降、希望する医療機関が準備を整えた段階で順次運用が始まる。また、現行のマイナ保険証読み取り機器はスマートフォンには対応しておらず、別途リーダーを外付けする必要がある。このため、しばらくはスマホ保険証を利用できる病院とできない病院、あるいは薬局などが混在し、利用者の混乱を招く恐れもある。
なお、厚労省は2026年夏発売をめどに次期リーダーの検討を進めており、別途リーダーを外付けしなくても、1つの機器でスマートフォンの読み取りに対応する見通しだ。
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