ソフトバンクグループ(SBG)は4月1日、OpenAI傘下の人工知能研究開発企業となるOpenAI Globalに対して最大400億米ドル(5兆9808億円)を追加出資することについて、OpenAIやその関係会社と米国時間3月31日に最終的に合意したと発表した。
最大400億米ドルの出資額のうち100億米ドルは外部投資家にシンジケーションするため、ソフトバンクグループの実質的な出資額は最大300億米ドル(4兆4856億円)で、100億米ドルは2025年4月中旬、最大300億米ドルは2025年12月に出資完了となる見込み。また、SBGが従来から掲げるLTV(Loan to Value:調整後純有利子負債÷保有株式価値で算出)や手元流動性に関する財務方針は不変としている。
SBGは2024年9月以降、「ソフトバンク・ビジョン・ファンド2」からOpenAIに対して、合計22億米ドルを投資。2025年1月21日にはOpenAIとともに、AIインフラストラクチャを米国内で構築する「Stargateプロジェクト」を発表している。
今回の追加出資は、Stargateプロジェクトに合わせてOpenAIのさらなる成長を支援するとともに、その成長の果実をSBGのNAV(Net Asset Value:保有株式価値-調整後純有利子負債で算出)に取り込んでいくためのものになるという。
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