OpenAIが「ChatGPT」で提供開始した新たなAI画像生成機能が大きな人気を集めており、最高経営責任者(CEO)のSam Altman氏は「GPUが溶けている」とソーシャルメディア「X」に投稿した。
it's super fun seeing people love images in chatgpt.
— Sam Altman (@sama) March 27, 2025
but our GPUs are melting.
we are going to temporarily introduce some rate limits while we work on making it more efficient. hopefully won't be long!
chatgpt free tier will get 3 generations per day soon.
もちろん、OpenAIのGPUやサーバーが実際に溶けているわけではないだろうが、需要が高まれば消費電力が増えて熱くなり、リクエスト処理が遅くなることがある。Altman氏は、リクエストの急増に対処するために「効率化を進める間、一時的にレート制限を導入する」「ChatGPTの無料プランでは、まもなく1日に3回の生成が可能になる」と述べた。
これは画像生成では珍しいことではなく、通常は有料プランにアップグレードすると、より高速で安定した生成が保証されることが多い。ディズニーのファストパスで行列を回避するのと似たようなものだ。この新機能がリリースされた時点では、特に制限は設けられていなかった。
ChatGPTの新しい画像生成機能が使えるようになってから数時間しか経たないうちに、あるトレンドが生まれ、多くのユーザーがスタジオジブリ風の画像を生成している。Altman氏自身もXのプロフィール画像をジブリ風に変えた。ただし、クリエイターとAI企業の間の緊張は高まり続けている。Blood in the MachineのテクノロジーライターであるBrian Merchant氏が指摘するように、スタジオジブリ創設者の宮崎駿氏があるAI映像について「生命に対する侮辱を感じる」と語ったことを考えると、OpenAIがこのスタイルを取り入れるのは興味深い選択だと言える。
筆者が簡単に試した限りでは、一次情報源へのURLなどを提示して「これを参考にして」と指示すると、正確な情報が使われる可能性が高いようだ。
ChatGPTこの記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方