製造業DXのキャディは3月27日、シリーズCのエクステンションラウンドで40億円を調達したと発表した。欧州の成長投資ファンドAtomicoなど計3社が第3者割当増資の引受先となった。
あわせて4行からの長期デットファイナンスによる51億円の融資も実施し、新規の調達額は計91億円にのぼった。これにより、同社の調達額は累計257.3億円となった。
同社は製造業向けのAIデータプラットフォーム「CADDi」を提供している。国内外の製造業向けに、調達コスト削減やリードタイム短縮などをうたう。日本市場に加えてベトナムやタイ、アメリカでも事業を拡大しているという。。
今回の資金はプロダクトの機能拡充やAI技術の開発、海外を含む事業拡大に充てる。年内に製造業メーカーによる追加出資ラウンドを計画しており、2030年までに年次経常収益1000億円規模のプラットフォームを目指すとしている。
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