テスラは、電動ピックアップトラック「サイバートラック」に関して、発売以来8度目となるリコールを実施した。
同社が米当局に提出した報告書によると、影響を受けるのは4万6096台で、ステンレス製の外装トリムパネル(“cant rail”と呼ばれる装飾部品)が走行中に脱落し、路上に散乱して事故を引き起こす可能性があるという。同パネルは接着剤と留め具で固定されているが、接着剤が環境などの要因で脆化しやすいという。
リコール対象となるのは、2023年11月13日から2024年2月27日までに製造されたサイバートラックで、テスラは該当部品の無償交換を実施する。車両所有者にはリコール通知が郵送されるほか、疑問点があればテスラのカスタマーサービスに問い合わせるよう呼びかけている。
2023年に登場したサイバートラックは、2024年12月にタイヤ空気圧監視システム(TPMS)に関連した7回目のリコールで、約7万台規模の対応を実施したばかりだ。
2025年に入ってからは、テキサス州の工場で生産数を絞り、テスラがサイバートラックの割引販売を始めた時期があったとも言われている。また、一部の従業員がサイバートラックの組立ラインから売れ筋の「モデルY」のラインへ移動されたとの情報も出ている。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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