最大240WのUSB-PD EPR(Extended Power Range)電源供給に対応し、しかもスクリューロックを備えて外れにくい──。そんなUSB-Cケーブルをサンワサプライが発売した。
昔のコネクタを彷彿させる懐かしい外観なのは「スクリューロック」を備えるため。ネジ固定方式で、USB-C端子が外れにくい構造を実現した。さらに、前述の240W電源供給や20Gbpsのデータ転送、4K60Hzでの映像伝送にも対応している。
ラインナップはデュアルスクリューロック仕様とシングルスクリューロック仕様があり、いずれも長さは1mと2mを用意。価格は6380円から7480円まで設定されている。
産業グレードの要求に応えた製品で、信頼性や互換性を重視する用途にも適しており、外部からのノイズを低減する3重シールド構造や、サビに強い金メッキピンの採用により、信号劣化を抑える設計となっている。
4K映像の伝送が可能な点や、最大240ワットの電力供給を行うUSB PD EPR対応、さらには高速データ転送機能など、多彩な機能が一体となった本製品は、産業用途から日常のモバイル機器まで、幅広いシーンでの活用が期待できるとしている。
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従来のUSB PD規格は、最大100W(20V×5A)までの電力供給が標準とされていた。しかし、2021年に登場したUSB PD EPR(Extended Power Range)規格により、最大48V/5A、すなわち240Wまでの大出力が可能となった。同製品はこの最新規格に対応している。
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