日本航空(JAL)とバンダイナムコホールディングスは3月3日、「JALガンダムJET」の運航を開始する。
4月から大阪の夢洲(ゆめしま)で開催する「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」に合わせて両社が展開する、「JAL×GUNDAM FLY TO THE FUTURE PROJECT」の一環となる。同日午前には企画で使用する機体が報道機関向けに公開された。
JALガンダムJETは、バンダイナムコが出展する民間パビリオン「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」内の映像に登場する「RX-78F00/E ガンダム(EX-001 グラスフェザー装備)」や、公式キャラクター「ミャクミャク」などをボーイング737-800型機(機体番号:JA342J)にラッピングしたオリジナル特別塗装機。大阪・関西万博に合わせて11月頃まで国内線で就航するという。
初便は同日の15時35分羽田発、16時50分徳島着。4月上旬には特別なヘッドレストカバーも設置する予定だ。
両社が展開するJAL×GUNDAM FLY TO THE FUTURE PROJECTではそのほか、日本全国の各空港から関西地区への特別な「JALダイナミックパッケージ」も販売する。大阪・関西万博開催を記念したJAL仕様の「ガンプラ」となる「EXPO2025 1/144 RX-78F00/E ガンダム(EX-001 グラスフェザー装備)[JAL スペシャルパッケージVer.]」に、航空チケットと関西での宿泊をセットにしたツアーとなり、3月中に発売するという。
また、JALの「おうちで機内販売」において、JALオリジナルカラーのガンプラ「HG 1/144 RX-78-2 ガンダム [JAL オリジナルカラーVer.]」を数量限定で販売予定。JALガンダムJET同様のデザインを塗装した2階建てレストランバス「JAL×ガンダム レストランバス」も、全国各地で展開予定としている。
日本航空 常務執行役員 西日本支店長 宮坂久美子氏は、「ガンプラ付きの記念ツアー、各地の自治体と連携してのレストランバスの運行といった『ガンダムの推し活』で、世界と日本、日本の各地と各地をつなげることができる」と話す。
バンダイナムコホールディングス 取締役 桃井信彦氏は「大阪・関西万博のGUNDAM NEXT FUTURE PAVILIONでは、ガンダムシリーズで描いてきた宇宙での暮らし、まだ実現していない科学技術などを新たな未来の可能性として描き出す。日本航空との共同プロジェクトでも同様に、JALガンダムJETが大空を舞うことで世界中の人々に夢と希望、感動、喜びを伝えたい」とした。
2025年日本国際博覧会協会 副事務総長 高科淳氏は、JALガンダムJETは2023年11月と2024年5月に展開した「JAL ミャクミャクJET」1号機・2号機に続く3号機となることに触れ、「1号機の議論を始めた際にJALの方々が『ミャクミャクが気持ち悪すぎるんだけど本当に乗せて大丈夫か』と真面目に心配されていたことを思い出す。NHKでのミャクミャクのアニメ放送も開始するなど、大阪・関西万博開幕に向けた最終段階に入った。JALガンダムJETにも大活躍していただき、一緒に走っていきたい」と語った。
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