ドイツのウェブサイトWinFutureは、Googleが開発中と噂の廉価スマートフォン「Pixel 9a」の詳細仕様を公開した。
WinFutureによると、Pixel 9aは6.3インチ 2424 × 1080解像度の有機ELディスプレイを搭載。リフレッシュレートは120Hzで上位機種に匹敵する。
性能面では、Pixel 9と同じGoogle Tensor G4チップを搭載し、8GBのRAMと256GBのストレージを備える。
また、ワイヤレス充電、NFC、Wi‑Fi 6、Bluetooth 6、衛星通信、生体認証(指紋および顔認証)に対応する。
カメラは、4800万画素のメインカメラと、視野角が120度の1300万画素フロントカメラを備える。
Pixel 9aはPixel 9と同じSoCとより大きなバッテリーを搭載しているが、RAMが少なく、ストレージの選択肢も限られており、画面の保護(Gorilla Glass)は同等であるものの、解像度はやや低い。なお、バッテリーはPixel 9 Proの4700mAhから5100mAhに増量される。
特にGoogle Tensor G4 CPUは非常に強力で、Pixel 9 Proでは一度も処理が重くなった試しがないため、"a"モデルのファンは期待して良いだろう。
価格に関しては、128GB版が約515ドル(約7万8246円)、256GB版が9万7542円になると予測されている。
カラーはコーラルピンク、オブシディアンブラック、ホワイト、スカイブルーの4色展開となる。発売日は未定ながら3月下旬には入手可能になる見込みだ。Pixelに興味がある人にとって、Pixel 9aは魅力的な選択肢となるだろう。
(編集部追記)まもなく登場すると噂の新型「iPhone SE」(iPhone 16e)もA18プロセッサを搭載するなど性能面では引き上げられる。一方で画面のリフレッシュレートは60Hz、カメラも単眼にとどまる。このため、120HzでデュアルカメラのPixel 9aのほうが優れている部分があるのも確かだ。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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