新型iPhone SE(16E)噂まとめ--ついにホームボタンと液晶パネルに別れ【本日深夜発表か】

 アップルのティム・クックCEOは、米国時間2月19日の新製品発表をX(旧Twitter)で予告している。日本時間では19日深夜から20日未明となりそうだが、ここで有力視されている発表の1つが新型「iPhone SE」(SE4)だ。

現行のiPhone SE 現行のiPhone SE
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 Bloombergのアナリスト、Mark Gurman氏によると、新型SEには旧モデルとは一線を画す最新の技術とデザインが盛り込まれる。また、名称はここに来て「iPhone 16E」という説もある。

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  1. ●最新のA18搭載など内部も外部も刷新か
  2. ●価格は値上がり?
  3. ●iPhoneにとっても節目の1台に

●最新のA18搭載など内部も外部も刷新か

 2022年のiPhone SE 3はホームボタンと丸みを帯びたエッジが特徴で、今となっては過去の遺物と言えるほど古めかしいデザインだ。リークとされる情報によれば、新型iPhone SEは外観が「iPhone 14」に近く、底面にUSB-Cポートを備える。また、ホームボタンも廃止される。一方でDynamic Islandは採用せず、シンプルなノッチを持つデザインになるとみられている。

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 さらに、iPhone 16シリーズと同じA18チップセットが搭載される可能性が高く、新型SEでも「Apple Intelligence」が利用できる見込みだ。絵文字生成や文章の校正、通知の要約機能、Image PlaygroundなどのAI機能をフルに楽しめる点は、大きな魅力となりそうだ。

 新しいiPhone SEの登場が間近であることを示す決定的なサインとして、一部のApple店舗では現行のiPhone SE 3の在庫が減少しているとの報告もある。

●価格は値上がり?

 なお、iPhone SE 4は少し値上がりするとの噂もある。iPhone SE 3は現時点でもオンラインで429ドル(約6万5000円)で購入できるが、新モデルは500ドル(約7万5000円)前後になるとされている。

 約12万円する「iPhone 16」よりは数万円以上安いものの、「Pixel 8a」(499ドル)や「Galaxy A35 5G」(400ドル)といった他社のエントリー機種に近い価格帯となる見込みだ。

●iPhoneにとっても節目の1台に

 噂が事実なら、iPhoneにとっても節目の1台だ。スティーブ・ジョブズがステージで初披露して以降、iPhoneの顔でもあった「ホームボタン」がついにiPhoneの現行ラインナップから姿を消す。

 また、すべての現行iPhoneは有機ELパネルとなる。SE 3はかつてディスプレイの代名詞だった「液晶パネル」を搭載する最後の現行iPhoneだったからだ。

 そして、長らくiPhoneのアイコンだったLightning端子を搭載するiPhoneも、現行ラインナップでは「iPhone 14」だけになる。

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