テクノロジーメディア「CNET Japan」は、オンラインカンファレンス「CNET Japan Live 2025 イノベーションが導く社会課題解決」を2月26日に開催する。会場はZoomウェビナーで、事前登録制だが参加費は無料だ。
働き手不足や原材料費の高騰、輸送コスト増と日本の産業を取り巻く環境は今までになく厳しい。この「変えられない現実」を変えるために必要なのは生産性の向上であり、代替原料の開発であり、それを実現するためのマインドセットの変更だ。
強い意志と柔軟な発想を持ち、新たな手段を導き出すイノベーションはどのように生まれ、育ち、社会実装までの道をたどるのか。社会課題解決に立ち向かうイノベーションの「種」の状態のものから、「社会に必要とされる仕組み、製品」にまでたどり着いた取り組みを幅広く紹介する。
登壇企業(または登壇者)は講演順に、Uber Eats Japan、インターステラテクノロジズ、NTTコミュニケーションズ、セック、川崎重工、Mistletoeだ。
Uber Eats Japanは、代表の中川晋太郎氏がDaaS(Delivery as a Service)「Uber Direct」を活用した社会課題解決について講演する。日本における人口減少・高齢化という社会課題に対し、Uber Eatsのプラットフォームと配達ネットワークがどのように貢献できるかを説明する。
インターステラテクノロジズは、「宇宙 × 通信」の分野でのイノベーションに挑む。衛星通信が社会課題解決にどう貢献できるのか、また、いわば日本版「スターリンク」とも言える国産衛星ブロードバンドの実現可能性について、衛星研究開発部 部長の森岡澄夫氏が講演する。
NTTコミュニケーションズの黒田和宏氏は、NTTドコモグループが展開するオープンイノベーション「ExTorch」における社会課題解決の事例、そして共創を通じた技術融合やパートナーシップの未来について語る。
セックは、「チャンスは蓄積できない」という理念のもと、リアルタイム技術を活用して宇宙探査、自動運転、IoTなど先端分野で社会課題解決に取り組む。その挑戦の精神や研究開発へのこだわりについて、代表取締役社長の櫻井伸太郎氏が講演する
最後に、Mistletoe Japanの大蘿淳司氏が登壇し、AIがもたらす「第4次産業革命」の影響について討論する。社会課題解決から競争優位性への転換や、AIの社会的インパクトについて議論し、モデレーターとしてスペックホルダーの大野泰敬氏が進行をつとめる。
ほかに、川崎重工も登壇予定している。内容は随時アップデートしていく。
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