東芝テックは1月31日、Retail AIのセルフレジ機能付きスマートカートシステム「Skip Cart(スキップカート)」を販売すると発表した。
同日から全国のスーパーマーケット、ドラッグストア、ホームセンターなどに向けて販売する。東芝テックのグローバルリテールプラットフォーム「ELERA」との連携により店舗システムとスムーズに接続可能で、店舗の運営を止めずにSkip Cartの運用を開始できるとしている。
Skip Cartは、タブレットとバーコードリーダーなどを搭載したショッピングカートで、2023年10月にRetail AIが本格外販展開を開始。2024年12月末で252店舗、2万985台が稼働しているという。
ELERAを通して店舗システムとクラウドで接続することで、商品情報や会計機と連携し、消費者に「レジ待ち」なしのスムーズな会計を届けられる。商品のスキャン漏れを防止する自動検知アラーム装置、消費者の購買履歴などから最適な商品をお勧めするレコメンド機能なども用意し、小売業の店舗業務効率化、消費者の買い物の満足度向上が期待できるとしている。
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