「カブアンド」を運営するカブ&ピースは1月17日、カブアンドの利用者属性データを公開した。また、現在停止している全サービスの新規申し込み受付について、2025年1月20日正午より再開する。
今回実施したアンケートは2025年1月に実施し、22万人以上の利用者が回答したという。
調査によると、「カブアンド」利用者の平均年齢は43.4歳で、30代から50代が全体の82.2%を占めた。また、利用者の平均年収は628万円と、全国平均の460万円を大きく上回った。さらに、年収800万円以上の高収入層は22.1%にのぼり、全国平均の約11%と比較しても多かった。
「カブアンド」利用者の52.7%は株式投資経験者で、全国平均の約30%を大きく上回った。同サービスは株式投資に関心がある高収入層を中心に支持を集めているという。
利用者がサービスを選んだ理由として最も多かったのは、「サービスを利用するだけで株がもらえることに魅力を感じた」(16.9%)だった。また、「国民総株主というビジョンに共感した」(15.3%)も高い割合を占めた。
調査の結果、株式投資未経験者や低収入層へのリーチが十分でないことが課題として浮上したという。同サービスは「国民総株主」を掲げ、資本を持たない株式投資未経験者を主要なターゲットとしていた経緯がある。
カブアンドは、カブ&ピース社の未公開株を受け取ることができるサービスだ。「電気」「ガス」「モバイルデータ通信」「インターネット通信」「ウォーターサーバー」「ふるさと納税」の6サービスを提供しており、利用者は利用料金に応じた株引換券を受け取れる。
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