iPhoneやAndroidスマホが充電されない… そんな時は端子の掃除が役立つかも 方法も解説

Andrew Lanxon (CNET News) 翻訳校正: 編集部2025年01月17日 07時10分

 スマートフォンを充電ケーブルに接続しても充電できないことはよくある。この原因にはさまざまな可能性があり、電源ケーブルの破損や充電ポートの損傷といったものが考えられる。中には単にケーブルを交換するだけで解決する場合もあるが、高額な修理が必要になるケースもある。

 ただ、iPhoneやAndroidスマートフォンでよくある原因の一つが、充電ポートにポケットのほこりが詰まっていることだ。このゴミがケーブルの正しい接続を妨げ、充電不良を引き起こす。

 この問題は、iPhoneのLightningポート、最新のiPhone 16シリーズやGoogle Pixel 9 Pro、Samsung Galaxy S24 UltraなどのAndroidスマートフォンのUSB-Cポートでも同様に発生する。幸いなことに、これは最も簡単で安価に解決できる充電トラブルの一つだ。

 スマートフォンの充電ポートにはカバーがないため、ほこりや汚れ、ゴミに晒される。ポケットにスマートフォンを入れるたびに、ポケットのほこりがポートに入り込む危険がある。例えば、古いレシートを入れたままジーンズを洗ってしまうような状況では、さらにリスクが高まる。ポケットにクッキーのかけらが入っていることだってある(理由は聞かないでほしい)

 日々の使用では大きな問題にはならないが、ほこりやゴミが少しずつ充電ポート内に蓄積し、ケーブルを差し込むたびに圧縮されて固まり、最終的には充電を妨げる壁となる。

 もしスマートフォンを半年以上使っていて、充電ケーブルが安定しなくなり、充電を始めるにはケーブルを動かす必要があるなら、充電ポートの汚れが原因である可能性がある。

 清掃は簡単で、爪楊枝のような細い道具を使えば良い。木やプラスチック製の道具を使うことで、内部の部品を傷つけるリスクを減らせる。金属製のSIMピンやイヤリングのピンを使うこともできるが、スマートフォンにとって最善の方法とは言えない。

 好みの棒を充電ポートに挿し、奥まで届いたら軽く掻き出していく。Lightningポートの場合は前後に動かして掻き出すが、USB-Cポートでは中央の充電コネクタの周囲を丁寧に掃除する必要がある。

 作業を進めると、固まったゴミが少しずつ緩み、ポートから取り出せるようになる。この作業は意外と満足感があり、取り出したゴミの量に驚くかもしれない。なお、ポートの側面も軽く掃除するが、その際は金属部分を強くこすらないように注意してほしい。

 ある程度ゴミが取り除けたら、充電ケーブルの挿入を再度試してみると良い。

 ポートの内部を完全に確認するのは難しいが、十分な量のゴミを取り除けていれば、ケーブルがしっかり接続され、充電が始まるはずだ。それでも問題が解決しない場合は、さらに汚れを掻き出すか、新しいケーブルや充電器を試す必要がある。

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この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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