中国がTikTok米事業をマスク氏に売却検討との報道、「完全な作り話」とTikTok

Samantha Kelly (CNET News) 翻訳校正: 編集部2025年01月15日 10時46分

 中国当局はTikTokの米国事業をElon Musk氏に売却する可能性を模索していると、Bloombergが報じている。

TikTokのロゴ
提供:Getty Images/Amy Kim/CNET

 この動きは、TikTokが米国での禁止措置を回避できず、1月19日までに米国が承認する買い手に米国事業を売却できない場合の選択肢として、中国が検討中とされる。米両党の議員は、1億7000万人以上の米国人ユーザーを持つTikTokが、中国政府とのつながりを理由に国家安全保障上の脅威となる可能性を懸念している。

 米最高裁判所は今週、TikTokが売却されない場合に米国でこれを禁止する法律を支持するかの判断を下す予定だ。

 中国政府は、同国企業の字節跳動(バイトダンス)がTikTokを引き続き傘下に置くことを望んでいる。しかし、Bloombergは事情に詳しい匿名の情報筋の話として、中国政府はMusk氏がTikTokを買収して「X」(旧Twitter)と合わせて運営することを、代替案の一環として模索していると報じている。

 TikTokの広報担当者は米CNETに対し、「完全な作り話についてコメントすることはできない」と述べた。報道された協議についてバイトダンスが認識または関与しているかは不明だ。

 Xはコメントの依頼に応じなかった。

アップルの生成AIが使える「iPhone 16」(価格をAmazonでチェック)

高コスパなシャオミのPD対応モバイルバッテリー(価格をAmazonでチェック)

この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]