「リアル翻訳こんにゃく」こと「DeepL Voice」、NECがオンライン会議に導入

 日本電気(NEC)は、異言語の話者が交じるオンライン会議において、それぞれの話者の口頭での発言をテキストで通訳する「DeepL Voice」をオンライン会議に導入した。Microsoftの「Teams」に統合し、12月1日から利用している。

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 DeepL Voiceは、企業のオンライン会議や対面の会議において、言葉の壁をなくすためのツールだ。それぞれの話者の口頭での発言を、相手の言語に翻訳してテキストで表示する。現在は英語や日本語を含む13言語で音声入力でき、翻訳結果はDeepLがサポートする33言語で表示する。

 まるで「翻訳コンニャク」のようなリアルタイム性とセキュリティの両立が特徴で、オンライン会議向け「DeepL Voice for Meetings」と対面会話向け「DeepL Voice for Conversations」を用意している。

 NECは50カ国以上で事業を展開しており、社内DXを推進する中でオンライン会議の言語の壁をなくす取り組みを強化している。NECは以前からDeepL ProやAPIを組織内で使用し、昨年初からは「DeepL Voice」のベータ版テストに参加してフィードバックを提供してきた。

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 なお、DeepL Voiceを企業が導入するのは世界初の事例だという。

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