モビリティ関連事業を営むGOは11月20日、広告継続の条件にライドシェア記事の削除を要請していると報道された件について、「直接・間接に特定のメディアに対して恣意性を持って、報道記事の掲載中止や削除等を要請している事実はございません」と発表した。
同社の発表は同日朝、「自動運転ラボ」が報じた記事がSNSなどで広まった件に関するもの。ライドシェアのコンテンツを掲載しているウェブサイトに対し、広告を継続する条件として「ライドシェア記事の削除」を求めたという内容だ。
GOは、従来から同社の基準に沿って、代理店と連動して広告を運用。
広告掲載基準は直近12カ月間変更していない一方で、アフィリエイト広告を扱う代理店からメディアに対して、GOの意図とは異なる形で「レギュレーションの変更があった」「今後、ライドシェアのコンテンツがあるサイトでの掲載はNG」という、報道にあるような基準の連絡がされたという。
GOの意図しない形で対応依頼が受け止められたこと、過度な対応を要する依頼になったことを認め、「広告主として深くお詫び」し、再発防止に努めるとしている。
GOタクシー、広告継続の条件に「ライドシェア記事を削除」 突然の通知、猶予は1週間 | 自動運転ラボ https://t.co/d6eB2W0umm @jidountenlab
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) November 19, 2024
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」