KDDIは11月19日、「povo」において、ローソンへ来店するたびに100MBのデータ容量を付与する「povo Data Oasis」の提供を開始した。
月間のデータ付与上限は10回(合計1GB)までで、ローソンで買い物しなくてもデータ容量がもらえる。
データ容量の獲得方法は、まずローソン店内で「povo」アプリを開き「povo Data Oasis」をタップする。すると特設サイトが立ち上がり、来店を確認するために位置情報を検出。その後、100MB(24時間)が即時追加される。
また、限定トッピングとして、「300MBのデータ容量」と「500円分のローソン商品券」がセットになったトッピングを500円で提供する。実質的に300MB分の容量を無料で手に入れられる。その他、「からあげクン」とセットのトッピングもある。
この取り組みは、KDDI、三菱商事、ローソンの3社による資本業務提携の一環だ。KDDIと三菱商事はローソンの株式を50%ずつ保有し、リアル店舗とテクノロジーを組み合わせた「Real x Tech LAWSON」(未来のコンビニ)作りを目指している。
筆者も実際にローソンで試したが、特にひっかかることもなく、100MBを獲得できた。店内ではなく店舗の前でも入手できたので、位置情報はそこまで厳密ではないようだ。
なお、買い物をしなくてもデータ容量を入手できるが、節約術の1つに「むやみにコンビニに行かない」が挙げられるくらい、人はコンビニに行くと何かしら気になって買ってしまうものだ。筆者も店内でさまざまな商品に目移りしてしまった。povo Data Oasisはそうした「ついで買い」を促進する狙いがあるようだ。
「300MB(24時間)のデータ容量」と「500円分のローソン商品券」がセットになったトッピングも魅力的だ。300MBあれば、通信を節約すれば1日は十分に過ごせる。これと、ローソン来店時の100MB付与を合わせれば、1日に400MBを使える。スマートフォンのサブ回線として十分に魅力的だ。
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