トヨタ自動車の公式X(旧Twitter)は11月13日、人気キャラクター「ずんだもん」や「四国めたん」を起用した公式動画について謝罪した。
動画は、同社が運営する「トヨタイムズ」が作成したものだ。内容は、BEV(バッテリーEV)、HEV(ハイブリッド車)、FCEV(燃料電池車)について、燃費やエネルギー効率の観点で比較したものだ。
動画の公開後、視聴者からずんだもんの「語尾」の違和感を指摘する投稿が相次いだ。ずんだもんといえば、語尾に「のだ」と付くのが一般的だが、動画ではそうではなかった。
その後、トヨタ自動車の公式Xは「お詫びと改善」を投稿。「ずんだもんの口調に違和感があるという指摘を多くいただきました。大変申し訳ございません。ずんだもんへの愛が足りませんでした」とし、あわせて語尾を「のだ」に修正したバージョンを公開した。
【お詫びと改善】
— トヨタ自動車株式会社 (@TOYOTA_PR) November 13, 2024
弊社オウンドメディア「トヨタイムズ」で
投稿したBEV、HEV、FCEVの比較動画ですが、
ずんだもんの口調に違和感がある
というコメントをたくさんいただきました。
大変申し訳ございません。
ずんだもんへの愛が足りませんでした。
改善版の動画を作成いたしましたので、… https://t.co/fKg47YkFvg pic.twitter.com/bW5yDmp0Pa
ずんだもんとは、SSS合同会社が東北地方のマスコットキャラクターとして生み出したキャラクターだ。合成音声で話せるようになったことで人気に火が付いた。語尾に「のだ」と付けた独特の言い回しが特徴で、YouTubeでは「ずんだもん寸劇」と呼ばれる「まとめ動画」が数多く投稿されるなど、インターネットの一大ブームとなっている。
若年層をはじめとする幅広い層にリーチできることから、企業からの関心も高まっている。総務省も電波法の周知動画にずんだもんを起用するなど、行政や自治体からの注目も集めている。
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