11月10日深夜、1ビットコインが1200万円を突破した。一時、過去最高値となる1243万円の値を付けた。ドルベースでも8万ドルを突破した。
約930万円だった1カ月前と比較しても33%高い水準で、540万円だった1年前と比べると2倍以上に上昇した。
今回の価格上昇は、米国の次期大統領にドナルド・トランプ氏が選出されたことが追い風となった。
同氏は米国を「ビットコイン超大国にする」構想を掲げているほか、共和党の上院議員はトランプ氏の選出を受け「戦略的ビットコイン準備金を創出する」とXに投稿していた。
ビットコインは、2022年12月から2023年1月にかけて、約210万円台にまで落ち込んだが、その後急回復。米国証券取引委員会(SEC)による現物投資型ETFの承認や、ETFへの資金流入、半減期に向けた期待などで2024年3月に1000万円台を突破していた。
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