個人間カーシェアリングサービスなどで知られる「Anyca」は10月15日、12月31日をもって全サービスを終了すると発表した。
発表によると、本日(10月15日)に次のサービスを終了した。内訳は「新規会員・ドライバー・クルマ・他車運転特約の登録」「シェア負荷状態のドライバーやクルマの編集」「現在進行中の審査」「11月21日以降に完了するシェア予約の受付」だ。また、10月31日に「新規シェア予約」の受付を終了し、12月31日にはアプリとウェブサイトが利用できなくなる。
Anycaは2015年9月にサービスを開始。「個人間カーシェア」「Anyca Officialシェアカー」「ディーラーカーシェア」を提供してきた。
サービス終了の理由についてAnyca側は「オーナーやドライバーに支えられながら、91万人を超える会員の方々にご利用いただけるようになった。しかし、サービス開始当初から描いていた規模には遠く及ばず、結果としてサービス終了を決定した」と説明した。
「若者のクルマ離れが叫ばれるなか、エニカには世代を問わずクルマを愛する人々が集いました。日本の基幹産業であるクルマ業界を好転させるポテンシャルがあったと、いまでも私たちは信じています。道半ばでこのような結果となったことを悔しく感じると同時に、エニカをライフスタイルの一部にしてくださっていたみなさまには多大なるご不便をおかけしてしまうことを、深くお詫び申し上げます」(Anyca)
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