シャープは9月12日、住居内の機器連携操作や省電力制御が一括でできる「スマートホームソリューション」を開発したと発表した。インターホンや電気錠、家電製品など複数メーカーの「ECHONET Lite」対応IoT機器と連携する。
スマートホームソリューションは、ECHONET Lite対応のIoT機器と連携し、住宅内の機器の連携操作や省電力制御が一度でできるというもの。シャープが提供するスマートホームアプリ「COCORO HOME」と新開発のスマートホームゲートウェイを活用し開発した。
COCORO HOMEアプリが、シャープ製のAIoT家電に加え、宅内インターホン(アイホン)、電気錠(シブタニ)とも連携し、電気錠と連動した住宅設備の制御や見守りサービス、快適性と節電を両立したエアコンとの連携制御、家電の遠隔制御や予約運転設定・変更などのサービスを提供していく予定。
デマンドレスポンスをはじめとした節電要請に対応し、シャープ製だけでなく複数メーカーのエアコンの設定温度を自動で変更できるなど、遠隔での運転制御も実現する。
第1弾として野村不動産が販売中のスマートマンション「プラウド阿倍野西田辺」への導入が決まっている。
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