Liquidは9月10日、自治体向けスーパーアプリの分野においてプレイネクストラボと協業し、第一弾として自治体向け防災サービスを提供することを発表した。
災害発生時の各住民に向けた避難所のスマートフォンのプッシュ通知から、顔認証を活用した入退所でいつ・だれが・どこに避難しているかの管理までが可能。自治体のスマートシティ実現を通じて、住民サービスの利便性向上と行政サービスの効率化を支援するという。
Liquidは、独自の生体認証技術を活用し、累計5000万件以上の利用実績があるオンライン本人確認(eKYC)サービスを提供。この技術を応用して自分自身に関するあらゆる情報をスマホで一元管理するデジタルIDウォレットアプリ「PASS」も提供している。
一方プレイネクストラボは、役所での各種窓口業務や問い合わせ対応を「LINE」で完結でき、業務の効率化と住民の利便性向上させる行政DXソリューション「スマート公共ラボ」を、全国100以上の自治体に提供している。
今回発表したサービスでは、GPS情報をもとにした各住民への災害、避難所といった情報の最適なプッシュ通知から、顔認証による入退所、避難者の可視化までを支援する。
事前に自治体が提供するLINEのサービスとPASSアプリを住民が連携することで、自宅を出るところから避難所での生活に関わるところまで、災害発生時の避難に必要な一連の支援を実施するとしている。
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