GoProは9月4日、専用の「HERO Blackシリーズレンズ」を活用できる最上位機種の「HERO13 Black」と、シンプルを極めたという最小4Kカメラ「HERO」の2種類の新しいGoProカメラを発表した。
HERO13 Blackは、卓越したフラッグシップパフォーマンスでクリエイティブの可能性を無限に広げる、パワフルなカメラになるという。販売価格(以降、価格は全て税込)は6万8800円で同日から予約を受け付け、9月10日から発送および世界各地での店頭販売を開始する。クラス最高レベルの5.3K 60フレーム/秒のビデオ、エミー賞受賞のHyperSmoothブレ補正、そのほかGoProの主要な特徴を備えるとしている。
HD画質の720pでは最大400FPS、5.3Kでは120FPS、900pでは360FPSのビデオを撮影可能。Enduroバッテリーの容量を10%増加しつつ電力効率を向上させ、最高解像度の4K30および5.3K30設定で1.5時間、HD画質の1080p30では2.5時間以上の連続撮影ができるという。
内蔵のマウントフィンガーと1/4-20マウント用ネジを活用すれば、3通りの方法で固定可能。コンテンツの転送スピードは最大40%高速化し、放送標準の10-bit、Rec.2100の色空間に対応する。
カメラ単独のほか、Voltaパワーグリップ、メディアモジュラー、ライトモジュラーが付属した10万3800円の「HERO13 Black Creator Edition」、アクティビティ向けのアイテムが揃った「HERO13 Blackアクセサリーセット」を展開する。
また、1万6800円の「超広角レンズモジュラー」、2万1800円の「マクロレンズモジュラー」と「アナモフィックレンズモジュラー」、1万2100円の「NDフィルター4枚パック」、1万3800円の「Contactoマグネット式ドア + 電源ケーブルキット」、4200円の「マグネット式ラッチマウント」、6800円の「ボールジョイントマウント 」なども用意する。
HEROは、スクリーン搭載の4KカメラとしてGoPro史上最小で最軽量。重さは86gで、HERO13 Blackと比較して35%小型化、46%軽量化したという。販売価格は3万4800円。
水深5mまでの完全防水性能を備え、Ultra HD 4KおよびHD 1080pビデオ、12MP写真、2.7K 60FPSでのスローモーション撮影などが可能。1回充電すれば、最高画質設定で60分間連続撮影できるとしている。
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