Natureは8月21日、スマートリモコン「Nature Remo Lapis」(ネイチャーリモラピス)の新機能として、「熱中症アラート」をリリースしたと発表した。
「Nature Remo」(ネイチャーリモ)は、赤外線リモコンを備えた家電を外出先からスマートフォンで操作したり、スマートスピーカーで音声操作したりできるスマートリモコンのシリーズ。Nature Remo Lapisは、エアコンの節電制御や快適な室温制御機能を備え、自然の石をモデリングしてデザインを一新し、6月に一般販売を開始した。
「熱中症アラート」は、Nature Remo Lapisの固有機能。搭載された温度・湿度センサーで取得する室内の温湿度データを活用し、日本生気象学会が公開している室内用の暑さ指数(WBGT)の簡易推定図をもとに、熱中症の危険度を「警戒」「厳重警戒」「危険」の3段階でプッシュ通知する。
熱中症の危険度は、部屋に設置したNature Remo Lapisがそれぞれの段階の基準値を超えた場合に知らせ、スマートフォンアプリ「Nature Homeアプリ」のコントロールタブでも、熱中症の危険度を確認できる。またホームシェア機能を利用することで、本アプリで設定した場所に、家族など誰かがいる場合、いない場合を指定して、通知を送る条件を設定できる。
これにより、自宅で利用する場合は気付かぬうちに上昇した室温や湿度を通知で受け取って適切な空調管理をしたり、外出先からでも室内の温湿度の状況を検知できるという。また、離れて暮らす家族などの家に設置することで、不在でも室温や湿度の上昇を検知し、遠隔からエアコンをONにしたり、連絡して体調を気遣うこともできる。
消防庁の発表によると、連日の酷暑で熱中症による救急搬送数は増加傾向にあり、発生場所は「住居」が最多となっているという。Natureは、利用状況やインターネット環境により熱中症アラートが適切に機能しない場合もあるとしており、本機能を熱中症の予防や直接的な対策としてではなく、熱中症予防の参考や補助機能として活用することを推奨している。
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