PCベンダーのDynabookは8月9日と10日、AIを身近に体感できる一般ユーザー向けのイベント「ダイナブック大作戦 in 秋葉原」を開催する。
PCブランド「dynabook」の35周年記念のイベントで、著名人によるAIをテーマにしたトークショーや、インテルの「Core Ultra」プロセッサー搭載のdynabookを使用した生成AI体験ワークショップなどを用意。世界初のノートPC「DynaBook J-3100 SS001」からdynabook最新ラインアップまで、35年間の歴史を感じられる展示コーナーなども実施する予定だ。
ダイナブック大作戦 in 秋葉原では、伊沢拓司氏を招いたトークショーのほか、AI系YouTuberのKEITO氏などを講師とするワークショップを実施する。dynabookとAIを活用してAI未経験者でも音楽や画像、動画、資料などを作成できるという。
dynabookの過去、現在、未来を紹介する35周年ゾーンでは、初代のdynabookを分解して展示。同社が開発を進める新しい未来のコンピューティングとなるXRグラスの展示も行なうほか、ヨーヨー釣りやけん玉チャレンジなどの企画、ノベルティなども用意するとしている。
Dynabook 代表取締役社長 兼 CEOの覚道(かくどう)清文氏は、「多くのイノベーターの方が集まり、新しいカルチャーや技術トレンドの発信地でもある」と秋葉原を選んだ理由を話す。
また、ブランドの35年の歩みについて、「デスクトップPCが主流だった1989年、世界ではじめて外へ持ち運べるノートPCとなるDynaBook J-3100 SS001を商品化した。以降、常に携帯して使いたい時に使いたい場所で利用できる、現在のノートPCのスタイルを展開し、dynabookブランドは6月26日に35年を迎えた。薄型、軽量化、高速処理能力、長時間バッテリー駆動、セキュリティにdynabookの代名詞ともいえる技術革新、また最近では環境に配慮しながら次世代技術の導入に取り組んでいる」と振り返った。
イベントのテーマにも掲げるAIについては、「作業の効率化、業務の生産性向上などの仕事だけでなく、生活のスタイルにも変革をもたらしつつある。PC性能の総合力の高さに磨きをかけながら、必要な時に必要な場所で、AIが快適に活用できるPC、ソリューションなどの環境を提供したい」と語った。
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