ARコンテンツ開発を手掛けるGraffityは6月28日、日本でも発売された「Apple Vision Pro」向けゲーム「Shuriken Survivor」をリリースした。同社のVision Pro向けアプリはすでに2本目で、高い開発力をアピールする。
Graffityは2017年に創業したARスタートアップだ。ARシューティングバトル「ペチャバト」をリリースし累計25万ダウンロードを突破したほか、NTTコノキューと連携したARアプリの企画、開発、運用も実施している。
Graffityが今回リリースしたShuriken Survivorは、Vision Proのハンドトラッキングを活用したゲームだ。迫りくる敵を手裏剣で倒す内容で、手で手裏剣を飛ばすようなジェスチャーで手裏剣を投げられる。
なお、同ゲームは高度なハンドトラッキングを活用しており、MetaのMeta Quest 3へは移植できないという。
同社で代表取締役社長を務める森本俊亨氏によると、Vision Proは実在感を高める片目4K高解像度、そしてコントローラー不要のインターフェイスが特徴だという。
「Vision Proによって、デジタルの立体的なものが、はじめてリアルに溶け込み始める。境界線がわからなくなる。そういったプロダクトやユースケースが今後登場すると思っている」(森本氏)
GraffityはすでにApple Vision Proの体験会や企画アイデアを創出するワークショップ、およびアプリのプロトタイピングサービスを支援する「Graffity Spatial Lab」を運営している。また、日本で発売された今回のタイミングで、新規事業を検討しているパートナーを募集する。
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