東急不動産は6月27日、小田急不動産、名鉄都市開発、総合地所、旭化成不動産レジデンス、ジェイアール東海不動産と共に、新築分譲マンション「ブランズタワー橋本」のマンションギャラリーを、22日に現地周辺でオープンしたと発表した。ブランズタワー橋本は、2026年6月の竣工を予定する。
本物件は、JR横浜線橋本駅から徒歩4分の場所に位置する29階建ての新築分譲タワーマンションで、総戸数は458戸。東急不動産の環境先進マンション「BRANZ」(ブランズ)のフラッグシップとして、エネルギー収支をゼロ以下にするZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)、低炭素建築物認定に加え、2024年度には生物多様性保全に取り組む集合住宅などに与えられる 「いきもの共生事業書認証」(ABINC認証)も取得予定だという。
また、非化石証書付の一括受電と太陽光発電による再生可能エネルギー利用のほか、平置き駐車場および自走式駐車場の計35区画で、EV充電設備に対応。カーボンニュートラルに向けた環境先進マンションを実現するとしている。
共用施設として、1階に医療モール、2階にロングテーブル、パーソナルスペース、リモートワーク対応可能な個室ブース、コワーキングラウンジ、パーティー利用やアートワークに活用できるコミュニティハウス、大小2室のゲストルームを備える。さらに28階のスカイラウンジは、「文喫 六本木」によるライブラリーとカフェバーが運営され、約400冊の選書に加え、食事とドリンクメニューが提供される。
またソフト面では、コンシェルジュサービスのほか、ヤナセとの業務提携による輸入車EVカーシェア、モンベルの商品を導入した防災備品、住民同士のコミュニティ醸成サービスの「GOKINJO」、地域情報コミュニケーションサービスであるパナソニックの「まちベル」、多摩美術大学との産学連携によるワークショップなどを提供。今後も、さまざまなサービスの導入を予定しているという。
本物件周辺エリアは、リニア中央新幹線の新駅(仮称:神奈川県駅)開業を見据えた大規模再開発が進行中であり、オフィス、インキュベーション施設、商業施設、医療機関などの施設集積が計画されている。
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